てくてく。
てくてく。
てくてく。
てくてく。
ヒトデと一緒に干されてる。
ニャーが愛されている地。やっぱり野良猫も人に依存しているんだと再認識した。
そりゃあ島内にも猫よけが吊してあったり、水の入ったペットボトルが並べられてる場所もあるけど。
猫を支える人。見守る人。避ける人。色々いるんだけど、誰も悪意をもって猫に接触しようとはしない。この世の人間が、みんなそうであればいいのに。
島を発つまであと数時間というとき。今まで警戒して触れさせてくれなかったヒトリの黒(サビ)ニャーが近寄ってきて、めいっぱい撫でさせてくれた。この島の守り神である、黒い大猫の子孫か。なんだか猫神様に許されたような気持ちになって、泣けた。同時にもうすぐ出発しなければいけないという現実に寂しさをおぼえ、また泣けた。
最後に、滞在中みつけた猫スポットをまわり、出会ったニャーひとりひとりに「ありがとう、次に訪れるときまで元気でな」とお礼をしてこの楽園を後にしました。また来るよ。
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という訳で、田代島特集はここで一旦おわります。
残りの写真はまた小出しにします。
何せ1500枚以上あるから、消化しようがない(笑)。
猫の島と言っても飼い猫はひとりもおらず、住民方々が過剰に可愛がるでもない普通の島。そんなに大量に猫が居る訳でもない。
しかし猫との共存生活が当たり前という日常は、間違いなく猫にとっての楽園なんでしょう。
唯一の不安点は、島の高齢化、過疎化が著しいこと…。
自分勝手な願いですが。
この楽園が、永遠に続きますように…。
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