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チェルシー、奇跡の勝利 ロスタイムにカルーが決勝弾 その3

Q: ジョゼ、あと2分でマンチェスター・ユナイテッドにタイトルを渡すとこでしたね。

JM: まったくです。数字的にはまだ21ポイント(7試合)あるからそうでもないんですが、勝ち点差が8になったら難しくなりますから。ですから貴重なゴールだったし貴重な勝利でした。おかげでまだ戦線に残っていられます。

Q: ボールがネットに突き刺さったとき、どういう気分でしたか?

JM: 普通は後半の48分で、あと1分しか残っていない状況で得点したらゲームは終わったと思うもんじゃなかろうか。敵は心理的にも得点を挙げるような状況じゃなかった。難しい試合でした。特にチェルシーは前半が良くなかった。ピッチは狭いし、ひどいコンディションでした。ワトフォードはプレスをかけてきて、戦い、走り回った。質の高い試合ではありませんでした。
私は国際試合の後の試合は嫌いです。特に2戦もあったらなおさらです。選手はベストなコンディションでは戻ってこない。ある者は疲れきっているし、ある者はトレーニングをしてません。試合に出るだけでトレーニングをしないからです。試合に出なかった選手も同様です。いつも大変なことになるんです。
チェルシーが信念を持っていたからこそチャンスが与えられたのです。なぜなら試合の質は、5分5分で、ワトフォードにとっては引き分けが妥当な試合だったからです。ワトフォードはよくやりましたから。
ただ私がちょっと意外だったのは、ワトフォードは(引き分け狙いでしたが)引き分けても意味がないんです。ただ「チェルシーからポイントを取ったぞ!」って言えるだけで。私はワトフォードはもっと違う戦い方をしてくると踏んでいました。だってワトフォードは悲願を達成するには(2部落ちしないためには)試合に勝つしかないからです。だからそこんとこが引っかかりましたが、ワトフォードはよくやったので試合内容は5分でしたね。
もう一度言いますが、チェルシーは(勝利を)信じていました。信じていたからこそ、我々は最後の瞬間まで戦い抜くことが出来、ロスタイムのゴールを得たのです。

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最後にちくりと(と言うか、ぐさっと)嫌味を言うのを忘れないモウリーニョさん。
おもしろいのは、「どういう気分でしたか?」と聞かれて、「どう考えていたか」を応えているのがモウリーニョらしい。普通だったらこのリアクションは「まったく信じられませんでした、まさに奇跡です」とか「うれしかったです」を期待しているわけなんですが。冷静なんですね。



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