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チェルシー、ボルトンに引き分け 四冠は風前の灯 その4

Q: ジョゼ、現実的にはリーグ優勝の望みは潰えましたね。

JM: いや…まだだ。まだ終わっちゃいない。それは、5ポイント差というのは3ポイント差とは大違いです。今の時点でチェルシーは残りの試合をすべて勝ち、なおかつマンUが2試合負けないといけないのです。もちろん、直接対決では勝つとしても、それでももう1試合マンUに負けてもらわなくてはならない。まあそれは期待薄なわけで、現実的には「ほとんど望みがない」ということです。でもサッカーにおいては「ほぼ」という言葉に意味はない。数字的にどうしても不可能になったときが、ほんとの意味で「終わった」ということじゃないのかな。

Q: きょうは(前回のCL戦とは)6人も選手を変えてきました(*)。あなたは(試合前に?)リスクに対処できるとおっしゃっていたのに? 今は後悔なさってますか?

JM: そうねえ…僕が後悔していることは、試合に引き分けて勝ち点を2つ失ったことですよ。でも現実には奇跡は起こるものじゃない、僕がそう(ターンオーヴァーを)しなかったとしてもきっと…(肩をすくめる)もし僕が他の選手を使っていれば チームはもっと良くなったかもしれないが、それは僕には何とも言えない。つまり、きょうはジョー・コールを途中交代で出場させましたが、彼が先発した選手たちより良かったかというとそうではないのです。彼は疲れていたし、ランパードも(途中交代で出したが)同様の状態でした。だから僕はこう考えたんです。(ターンオーヴァーしないでファーストチョイスの選手を)全部出していても、きょうはうまくプレーできないかもしれない。だったら、今のチェルシーの状況では、多分火曜の試合に(ファーストチョイスの選手を)出したほうがいいだろうと。でも私が監督ですから、うまくいかない場合はいつも私に責任があるのです。

Q: 選手たちには何と話したのですか?

JM: サッカーに『ほとんど(無理)』という言葉はないと。「どう転がるかは誰にもわからない。我々は戦うのみだ、我々は(ディフェンディング)チャンピオンで、シーズン終了まではチャンピオンになるべく戦い続ける。プレミアシップの最後の瞬間までチャンピオンとして恥じぬ戦いをしよう。(プレミアの)残る3試合はすべて勝って、結果がどうなるか見ようじゃないか」と。
そしてこうも言いました。「いいことにも目を向けよう。火曜日には別のカップ戦が待っている。」と。これできょう起きた悪いことは忘れられる。チャンピオンズリーグの準決勝が控えているのだから。

Q: グディソン・パークの(エヴァートン・マンU戦の)スコアが、スコア・ボードに表示されていて、一度はマンUは2点差で負けていたこともあったんですが、これはチームに別の意味で影響を及ぼしたんでしょうか。プレッシャーを与えてしまったんでしょうか?

JM: それは僕には正直言ってわかりませんね。試合前にあなたに聞かれましたよね、僕がマンUの試合経過を見たり聞いたりするのかって。僕はノーと答えましたよね。きょうの試合はすごく難しい試合だし、絶対勝たなくてはいけない試合だから、試合が終わるまでマンUの結果を知ることはないだろうって。もちろん、スコアボードにマンUの途中経過が表示されていて、観客が騒いでいることはわかってましたが、私は自分の試合に集中していました。大変な試合だったんで自分のことに集中してたんですよ。

Q: 最後の質問ですが、来週リヴァプールとの大事な一戦がありますが、リカルド・カルヴァーリョがけがしてしまいましたね。彼は間に合うんでしょうか? それからマイケル・バラックはどうなんでしょうか?

JM: わかりません。わかるのはあんな状態でピッチを後にしたら、普通だったら次の試合には出られない類のけがであることぐらいです。今はこれだけしか言えません。

Q: お疲れ様でした。幸運を祈ってます。

JM: ありがとう。


* … Geremi Bridge Diarra Essien Wright-Phillips Kalou
(エシアンはCLファーストレグはサスペンションだった。)








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