扉への道

泉明 香鈴(せんめい かりん)申します。
香り善き、鈴音(りんね)を拠り所に、「今」を明め「ここ」に在る

脳も身体もひとつしか無いのですよ。

2017年10月23日 11時08分47秒 | 気づき
「わたし、同時に色々考えてあれもこれも同時に出来るのです」


って言う人、たまにいますよね。



最初は、色々考えて色々出来て羨ましいと思っていました。


車の運転も当時ミッションが主流で「男はやっぱりミッション」ってものあり、ミッションの免許を取りました。



ただ、事故しまくりでした.......



この二つの共通点は、違うことを同時に考えて、違う動作を同時に行うこと。



どうしても、私には出来ませんでした(笑)


車はAT変えた途端に事故をしなくなり、ひとつしか考えれる事が出来ず行動もひとつと明らめると、そのように考えて行動して時間をコントロール出来るようになり羨ましさが無くなりました。



よくよく考えてみれば、私たちは「今ここ」ではひとつのことしか思考できず感情もひとつ、行動もひとつのことしか出来ないのです。


時間の流れから考えると、あたかも違うことを同時に考え行動しているように錯覚しているだけに過ぎないのです。



時間の流れの中では同時に行うことはどうしても「苦しみ」を生んでしまいます。


「いまここ」→「今ここ」から流れに沿って行えば「苦しみ」を減らすことも出来るし、思考や感情、そして行いも把握でき対応も明確に出来るのです。