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10月30日の社説は・・・

2018-10-30 05:48:52 | 社説を読む
ブラジル大統領か代表質問か。

朝日新聞
・ 国会代表質問 通り一遍の首相答弁
・ 沖縄県民投票 民意を反映する回路に

読売新聞
・ 代表質問 野党は建設的論戦を主導せよ(2018年10月30日)
・ 就活ルール 企業は秩序ある新卒採用を(2018年10月30日)

毎日新聞
・ 野党はどう立ち向かう 批判力も提案力もほしい
・ ブラジルに極右大統領 「大衆迎合」の不安な旋風

日本経済新聞
・ ブラジル次期大統領は経済再建に注力を
・ 「新卒一括」の見直しを進めよ

産経新聞
・ 伊方再稼働 電力安定に原発欠かせぬ
・ ブラジル新大統領 異色の政権に柔軟対応を

中日新聞
・ 首相の改憲発言 国会では控えるべきだ
・ 中国の政治宣伝 「喉と舌」との思い違い 

※ ブラジルが3社、代表質問が4社でした。

朝日です。
「選挙を通じて示した民意を無視するのなら、別の手段で民意を明らかにするしかない――。県民投票の実現に取り組んできた市民団体などの考えだ。

 政府は「外交・防衛は国の専管事項だ」と牽制(けんせい)するが、それは「県民は国に黙って従え」と命じるのに等しい。」

私は、外交・防衛は自治体の「民意」で左右されてはいけないと思います。


毎日です。
「「立憲は政権を批判しているだけだ」という声は枝野氏も承知しているはずなのに、その傾向はますます強まっているように見える。やはりこれでは国民の支持は広がらない。

 立憲との違いを出す狙いもあるのだろう。対照的に国民民主党の玉木雄一郎代表は、北方領土問題に関し「2島返還」での解決を加速するよう促すなど提案型質問が目立った。」

批判か提案かの視点で論じた毎日は秀逸です。

もう一本毎日。
「ボルソナロ氏に関しては気がかりな点が多い。まず同氏は1964年から85年まで続いた軍事政権を称賛している。民主化後33年を経たブラジルでタブー視されていた見解だ。

 また、女性や性的少数者、黒人に対し差別的発言を行ってきた。人権を重んじるブラジル憲法に照らし合わせれば不適切だろう。

 国際問題に関しては、国連人権委員会からの離脱を示唆したり、在イスラエル大使館のエルサレム移転を提案するなどしている。いずれもトランプ氏に追随するような策だが、ブラジルは本来、穏健な多国間外交が伝統ではなかったか。」

グローバリズムを止揚する政治哲学が欠如しているからこのような風潮になるのです。



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