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ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB 103【第1稿】(スコア付き)

2024-04-13 06:30:52 | 音楽雑感&関連サイト

ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB 103【第1稿】(スコア付き)

アントン・ブルックナー: 交響曲第3番ニ短調 WAB 103【第1稿】(スコア付き) 作曲年代:1873年-1874年 指揮:エリアフ・インバル 管弦楽:フランクフルト放送交響楽団

 

00:00 第1楽章 Gemäßigt, misterioso (ニ短調) 24:08 第2楽章 Adagio: Feierlich (変ホ長調) 43:06 第3楽章 Scherzo: Ziemlich schnell (ニ短調) – Trio: Gleiches Zeitmaß (イ長調) 49:16 第4楽章 Finale: Allegro (ニ短調 – ニ長調)

《交響曲第3番ニ短調 WAB 103》は、アントン・ブルックナーが1874年に作曲した交響曲である。作曲は1873年から始められ、1874年に完成した第1稿はリヒャルト・ワーグナーに献呈された。そのため、『ワーグナー』の通称で呼ばれることがある。第1稿は初演前に演奏不可能とされたため、1877年に改訂され(第2稿)初演された。この初演は大失敗で、演奏会終了時にほとんど客が残っていなかったという逸話を残している。1889年に再度改訂され(第3稿)、この稿の初演は成功した。その他の細かい修正を合わせると、6つのバージョンが存在し、ブルックナーの交響曲の中でも最も多く改訂された交響曲である。 この交響曲の特徴として、ワーグナーの楽劇の旋律が引用されている点や、第4楽章の終盤で第1・2・3楽章が回想される点がある。こうした特徴は度重なる改訂の結果、第3稿では削除された。演奏時間も第1稿では60分を超えるのに対し、改訂が進むにつれ短くなっている。

 

 


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