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授業で役立つ考え方-22-

2023-12-09 05:15:35 | 全員参加型授業の指導技術
《 子ども前で親の批判をしない 》
 
前任校で、入学式後に行ったの保護者への挨拶を一部紹介する。(もちろん当日は丁寧語で話している。)
 
友人の身内が入院していたときに、ベッドのカーテンの向こうで、担当医とその上司が治療の方法で話し合っていた。
素人目に見ても、明らかに両者の方針が違っている。
上司から担当医への叱責にも聞こえた。
言葉にはしなかったが、それを聞いた患者さんやそのご家族の心境を考えると、胸が痛んだ。
「病は気からと」と言うが、患者さんに悪い影響を与えたことは間違いないだろう。

これは、教育も同じ。
もし家庭で、子どもの前で先生の批判をしたらどうなるか。
子どもにとっての影響は?
わかるであろう。
何かあったら、担任に直接、または、学年主任や教務主任、教頭、私に知らせてほしい。

これは、教職員にも伝える。
子どもの前で、保護者の批判はしない。
 学校と家庭の協力の第一歩はここから始まるの。
 
これは、真理である。
 
さらに言えば、どんどん褒め合えばよい。
「今年の先生、〇〇がいいね~」
 
お子さんは「それほどではないよ」と言うかもしれないが、大丈夫。明くる日から好意的に見てくれる。
その結果、ピグマリオン効果に似た効果が表れ、成長しくのである。
 
褒め合おう!
 
伸ばし合おう!

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