2023年12月2日(土)
放送大学の2024年度1学期の募集が11月28日から始まった。併せて、入学案内が各学習センターでの配
布や本部に資料を請求できるようになった。私も学習センターで一部いただいてきた。在校生は来年1月になった
ら本部から郵送されて来るが、調べたいことがあったので早く見たい気もあった。もっとも、冊子になっている多
くは放送大学のホームページからPDFファイルをダウンロードできる。
放送大学の2024年度1学期の募集要項
私は、2024年3月末で「情報」コースを卒業見込みになっている。したがって、継続入学の申請期間である
2024年2月13日(火)9:00~2月29日(木)24:00までの間に継続入学の申請を行うことになっ
ている。学位授与機構への学位申請の関係から、全科履修生(正規生)への再入学をやめて選科履修生(1年間の
科目履修生)への再入学をすることにしている。1学期の放送授業の履修科目も決めている。今年度の1学期に放
送授業を視聴してきた『樋口一葉の世界'23』1科目にしたいと思う(注1)。その理由は、学位申請に必要なレポー
トの執筆に集中したいからである。
なお、面接授業については、開講日時によっては、岐阜学習センター開設科目である『地球科学概論』を受講す
るぐらいである。
放送大学の2024年度1学期の授業科目案内より引用
私は既に学位授与機構に申請する取得単位については、申請様式にしたがって修得科目・修得単位数・修得大学・
修得時期について整理し終えた。申請科目は、①専門科目、②専門関連科目、③語学を含むその他の科目からなって
いる。私の場合①については数学・情報科学の科目で、情報科学の科目についてはすべて放送大学での履修単位を申
請するつもりである。②については、放送大学で履修した科目しかなく、物理学・化学・生物学・地学の理科の科目
である。基盤科目で自然科学概論である『自然科学はじめの一歩'15』は除いた。③については、語学以外は国文学の
単位で申請するつもりである。国文学の単位は、遙か昔に中学校の国語の2級(現在2種)の教員免許の取得のため
に岐阜大学教育学部でも履修したが、放送大学で履修した国文学に関する科目に申請を限定したいと思っている。
私が2014年度1学期に放送大学に選科履修生として入学した大きな目的は、物理学を理解することであった。
選科履修生の4年間で途中から地学を優先することになったが、初期の目的に向かって努力することは変わらなかっ
た。初期の目的を確認するために、放送大学で履修した理科(自然科学)の科目をすべてあげておこう。
物理学
初歩からの物理学(’12) 初歩からの物理(’22) 物理の世界(’11) 力と運動の物理(’19)
場と時間空間の物理(’20) 量子物理学(’21)
・・・放送授業すべて2単位
発光と蓄光 光と電子の波動性・粒子性 再生可能なエネルギーの有効利用 重力派とは何か
波動現象入門―車の波と海の波―
・・・面接授業すべて1単位
化学
初歩からの化学(’18)
・・・放送授業すべて2単位
生物学
初歩からの生物学(’18) 生物環境の科学(’16)<履修中>
・・・放送授業すべて2単位
探求型古生物学
・・・ 面接授業すべて1単位
地学(宇宙・地球科学)
宇宙を読み解く(’13) 初めての気象学(’15) ダイナミックな地球(’16)
初歩からの宇宙の科学(’17) 太陽系の科学(’14) 宇宙とその進化(’15)
太陽と太陽系の科学(’18) 宇宙の誕生とその進化(’19)
・・・放送授業すべて2単位
合計 24科目42単位
こうして改めて眺めてみると、理科についてはよく学習したと思う(注2)。化学・生物の履修が少ないが、いず
れも私の苦手な領域である。私は2018年1学期に「自然と環境」コースの3年次に編入学して、2年後に卒業し
た。ここに数学科目は除いてあるが、理科関係でこれだけ履修して単位を修得したことを考えると、理科(自然科学)
についての教養は一応それなりに身についたし、「自然と環境」コースの卒業が意味あるものだったと自負していい
だろうと思っている。
(注1)
2024年以降に受講したい科目は、いくつかある。そのうち、印刷教材を2024年1学期に購入したいと思っ
ている科目は、『枕草子の世界'24』とやりなおしの『物理の世界'24』である。既に印刷教材を所持している『微分
方程式'23』や『日本の教職論'22』も、2025年以降に受講したい。放送大学で一度も履修していない外国語科目、
英語か中国語の1科目程度を履修したいと考えている。(3年次編入学なので、語学の履修は卒業とは関係ない。しか
し、放送入学以来のずっと夢のひとつである。)
(注2)
放送大学に教職課程はないので、理科教育法や物理学実験・化学実験・生物学実験・地学実験などの中学・高校の
教員免許状取得に必須となる科目は開講されていない。したがって、このような科目を履修していない。私自身は、
もちろん理科の教員免許状を取ろうとは全く思わないが、教育職員免許制度には関心が深い。
放送大学で新たに教員免許状を取得することはできないが、既に教員免許状を所持している人は同一教科の上級免
許状や他教科の免許状を取得することは可能である。その際、私が取得した単位の一部は理科教科専門の単位として
利用することができる。どの科目・単位が該当するかは、教員免許状を申請する教育委員会に相談する必要がある。
ちょっと休息
(1)11月29日のFacebook投稿より(学習の記録)