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東芝初のBlu-ray Disc内蔵テレビ、REGZA「26R1BDP」

2010-04-11 21:00:06 | 日記
 今回取り上げる「26R1BDP」は、東芝初のBlu-ray Discプレーヤー内蔵テレビ。今年1月、同社がBD市場への参入を表明した際にリリースしたもので、第1弾商品の1つとなる。また、すでに“録画テレビ”としての地位を築いているREGZAシリーズに、BD再生という新しい付加価値を加える意味でも注目度は高い。

【表:REGZA「26R1BDP」の概要】 【拡大画像や他の画像】

 R1BDPシリーズには、32V型と26V型が用意されている。画面サイズを除けば両モデルに差異はなく、どちらも2009年冬モデルの「R9000」をベースとしてスロットイン式のBlu-ray Discドライブを備えた構成。BDドライブはあくまでプレーヤーのため、BD-R/-REなどへの録画/ダビングには対応していない。レンタルBDなどの視聴が主な想定用途だ。

 BDに録画できない代わり、USB接続の外付けHDDにハイビジョン録画が行える。背面に録画用のUSBポートを1基備えており、別途USBハブを用意すれば、最大4台までのHDDを同時に利用可能だ。今回は、東芝純正の500GバイトHDD「THD-50A1」を一緒に借りて試用した。

 東芝純正の「THD-50A1」は、2.5インチHDDを使用したコンパクトな外付けHDD。1台ならUSBバスパワー駆動が可能で、コンセントを用意する必要がないのはありがたい。テレビ前面のLEDで録画中などのステータスを知ることができるため、外付けHDDはAVラックの背面にでも隠しておけばいいだろう。こうすれば、見た目も使い勝手も内蔵HDDとまったく変わらない

 ピアノブラックでまとめられた外観は、REGZA独自の“ミニマルデザイン”と呼ばれるシンプルなフォルム。スタンドは、独特な“ブーメランスタンド”ではなく、環礁の浅瀬をイメージしたという楕円(だえん)形の“ディープラグーン”タイプを採用している。フレーム部に見られるグラデーションなども合わせ、デザインテイストはZX9000シリーズの小型版といった印象だ。

 リモコンは、シンプルな「レグザリモコンII」。数字キーや音量ボタンを大きめにしているほか、方向キーも四角い形状として面積を増し、押しやすさを追求した。再生系のボタンはリモコンの下部にまとめられ、録画ボタンなど普段はあまり使わないボタンはスライドカバーの下に配置している。そして上部には、新たに青い「BD」ボタンが付いた。

 さっそくBDを再生する。液晶パネルはVA方式というが、とくに視野角が狭いといった印象は受けず、WXGAという解像度もあまり感じさせない自然な表現に好感が持てる。設定では、24P/60Pの選択も可能。画面は小さいものの、毎秒24コマの映画作品をオリジナルに近い形で楽しめる。

 また、BD-ROMのインタラクティブ機能である「BD-LIVE」や「BONUS VIEW」にも対応しており、BD挿入口の下にあるUSB端子にUSBメモリなどを接続すると、BD-LIVEコンテンツのキャッシュが可能になる。BDプレーヤーとしての機能は、必要十分といえそうだ。

●同時に4台まで接続できるUSB HDD

 録画機能については、R9000シリーズに準じたもの。チューナーは、地上デジタル放送が2基とBSデジタル/CS110度デジタルが2基(アナログ地上波も用意)で、録画中に裏番組を視聴できるが、W録の機能はない。

 USBの外付けHDDは、最大8台まで登録でき、USBハブを介せば同時に4台まで接続・利用が可能だ。仮に4台すべてを2Tバイトにすると、総容量は8Tバイト。地上デジタル放送なら約852時間も録画できる計算になる。

 もちろん、録画中の追っかけ再生、シリーズ番組の毎回予約「簡単連ドラ予約」、録画機能を利用して視聴中の番組を一時停止させるように使える「ちょっとタイム」、ニュース番組を定期的に録画しておき、いつでも最新のニュースを確認できる「今すぐニュース」といったREGZAならではの便利機能は健在だ。また、同社が提供する「テレビサーフモバイル」のサービスを利用すれば、PCや携帯電話からEメールで録画予約も行える。

 REGZAといえば、日立製作所のWoooと並んで“録画テレビ”の先駆け的存在。録画スタイルは、基本的に“見たら消す”のシンプルな使い方で、PC周辺機器として比較的安価に手に入るUSB接続の外付けHDDを使える点も評価されている。

 ただ、一方で進化を続けるBDレコーダーに慣れてくると、TS記録だけのREGZAはシンプルで使いやすい反面、機能的には物足りなく感じることも事実だ。2番組同時録画やAVC記録とはいわないが、同社製レコーダーで実現している自動チャプター機能などが利用できるとありがたい。

 また、HDMI端子が1系統というのは少々いただけない。BDプレーヤーと録画機能を内蔵しているため、接続するのはゲーム機程度という判断かもしれないが、ゲーム機だって1種類ではないし、PCのデジタル接続やCATV STBといったニーズもある。長く使うテレビだからこそ、やはり3系統くらいはほしいところだ。

 このように、いくつか注文したい部分はあるものの、26R1BDPは新基軸の製品に似合わない完成度を持っている。映像処理エンジンに「メタブレイン・プロ2」を採用していたり、自動画質調整機能の「おまかせドンピシャ高画質2」、超解像技術の「レゾリューションプラス2」など、上位モデルで培った機能をパーソナルテレビに惜しげもなく投入しているあたりも好感が持てる。7万円台という実売価格も合わせ、コストパフォーマンスは高い。【芹澤隆徳】


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東芝初のBlu-ray Disc内蔵テレビ、REGZA「26R1BDP」

2010-04-11 18:00:05 | 日記
 今回取り上げる「26R1BDP」は、東芝初のBlu-ray Discプレーヤー内蔵テレビ。今年1月、同社がBD市場への参入を表明した際にリリースしたもので、第1弾商品の1つとなる。また、すでに“録画テレビ”としての地位を築いているREGZAシリーズに、BD再生という新しい付加価値を加える意味でも注目度は高い。

【表:REGZA「26R1BDP」の概要】 【拡大画像や他の画像】

 R1BDPシリーズには、32V型と26V型が用意されている。画面サイズを除けば両モデルに差異はなく、どちらも2009年冬モデルの「R9000」をベースとしてスロットイン式のBlu-ray Discドライブを備えた構成。BDドライブはあくまでプレーヤーのため、BD-R/-REなどへの録画/ダビングには対応していない。レンタルBDなどの視聴が主な想定用途だ。

 BDに録画できない代わり、USB接続の外付けHDDにハイビジョン録画が行える。背面に録画用のUSBポートを1基備えており、別途USBハブを用意すれば、最大4台までのHDDを同時に利用可能だ。今回は、東芝純正の500GバイトHDD「THD-50A1」を一緒に借りて試用した。

 東芝純正の「THD-50A1」は、2.5インチHDDを使用したコンパクトな外付けHDD。1台ならUSBバスパワー駆動が可能で、コンセントを用意する必要がないのはありがたい。テレビ前面のLEDで録画中などのステータスを知ることができるため、外付けHDDはAVラックの背面にでも隠しておけばいいだろう。こうすれば、見た目も使い勝手も内蔵HDDとまったく変わらない

 ピアノブラックでまとめられた外観は、REGZA独自の“ミニマルデザイン”と呼ばれるシンプルなフォルム。スタンドは、独特な“ブーメランスタンド”ではなく、環礁の浅瀬をイメージしたという楕円(だえん)形の“ディープラグーン”タイプを採用している。フレーム部に見られるグラデーションなども合わせ、デザインテイストはZX9000シリーズの小型版といった印象だ。

 リモコンは、シンプルな「レグザリモコンII」。数字キーや音量ボタンを大きめにしているほか、方向キーも四角い形状として面積を増し、押しやすさを追求した。再生系のボタンはリモコンの下部にまとめられ、録画ボタンなど普段はあまり使わないボタンはスライドカバーの下に配置している。そして上部には、新たに青い「BD」ボタンが付いた。

 さっそくBDを再生する。液晶パネルはVA方式というが、とくに視野角が狭いといった印象は受けず、WXGAという解像度もあまり感じさせない自然な表現に好感が持てる。設定では、24P/60Pの選択も可能。画面は小さいものの、毎秒24コマの映画作品をオリジナルに近い形で楽しめる。

 また、BD-ROMのインタラクティブ機能である「BD-LIVE」や「BONUS VIEW」にも対応しており、BD挿入口の下にあるUSB端子にUSBメモリなどを接続すると、BD-LIVEコンテンツのキャッシュが可能になる。BDプレーヤーとしての機能は、必要十分といえそうだ。

●同時に4台まで接続できるUSB HDD

 録画機能については、R9000シリーズに準じたもの。チューナーは、地上デジタル放送が2基とBSデジタル/CS110度デジタルが2基(アナログ地上波も用意)で、録画中に裏番組を視聴できるが、W録の機能はない。

 USBの外付けHDDは、最大8台まで登録でき、USBハブを介せば同時に4台まで接続・利用が可能だ。仮に4台すべてを2Tバイトにすると、総容量は8Tバイト。地上デジタル放送なら約852時間も録画できる計算になる。

 もちろん、録画中の追っかけ再生、シリーズ番組の毎回予約「簡単連ドラ予約」、録画機能を利用して視聴中の番組を一時停止させるように使える「ちょっとタイム」、ニュース番組を定期的に録画しておき、いつでも最新のニュースを確認できる「今すぐニュース」といったREGZAならではの便利機能は健在だ。また、同社が提供する「テレビサーフモバイル」のサービスを利用すれば、PCや携帯電話からEメールで録画予約も行える。

 REGZAといえば、日立製作所のWoooと並んで“録画テレビ”の先駆け的存在。録画スタイルは、基本的に“見たら消す”のシンプルな使い方で、PC周辺機器として比較的安価に手に入るUSB接続の外付けHDDを使える点も評価されている。

 ただ、一方で進化を続けるBDレコーダーに慣れてくると、TS記録だけのREGZAはシンプルで使いやすい反面、機能的には物足りなく感じることも事実だ。2番組同時録画やAVC記録とはいわないが、同社製レコーダーで実現している自動チャプター機能などが利用できるとありがたい。

 また、HDMI端子が1系統というのは少々いただけない。BDプレーヤーと録画機能を内蔵しているため、接続するのはゲーム機程度という判断かもしれないが、ゲーム機だって1種類ではないし、PCのデジタル接続やCATV STBといったニーズもある。長く使うテレビだからこそ、やはり3系統くらいはほしいところだ。

 このように、いくつか注文したい部分はあるものの、26R1BDPは新基軸の製品に似合わない完成度を持っている。映像処理エンジンに「メタブレイン・プロ2」を採用していたり、自動画質調整機能の「おまかせドンピシャ高画質2」、超解像技術の「レゾリューションプラス2」など、上位モデルで培った機能をパーソナルテレビに惜しげもなく投入しているあたりも好感が持てる。7万円台という実売価格も合わせ、コストパフォーマンスは高い。【芹澤隆徳】


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東芝初のBlu-ray Disc内蔵テレビ、REGZA「26R1BDP」

2010-04-11 15:00:23 | 日記
 今回取り上げる「26R1BDP」は、東芝初のBlu-ray Discプレーヤー内蔵テレビ。今年1月、同社がBD市場への参入を表明した際にリリースしたもので、第1弾商品の1つとなる。また、すでに“録画テレビ”としての地位を築いているREGZAシリーズに、BD再生という新しい付加価値を加える意味でも注目度は高い。

【表:REGZA「26R1BDP」の概要】 【拡大画像や他の画像】

 R1BDPシリーズには、32V型と26V型が用意されている。画面サイズを除けば両モデルに差異はなく、どちらも2009年冬モデルの「R9000」をベースとしてスロットイン式のBlu-ray Discドライブを備えた構成。BDドライブはあくまでプレーヤーのため、BD-R/-REなどへの録画/ダビングには対応していない。レンタルBDなどの視聴が主な想定用途だ。

 BDに録画できない代わり、USB接続の外付けHDDにハイビジョン録画が行える。背面に録画用のUSBポートを1基備えており、別途USBハブを用意すれば、最大4台までのHDDを同時に利用可能だ。今回は、東芝純正の500GバイトHDD「THD-50A1」を一緒に借りて試用した。

 東芝純正の「THD-50A1」は、2.5インチHDDを使用したコンパクトな外付けHDD。1台ならUSBバスパワー駆動が可能で、コンセントを用意する必要がないのはありがたい。テレビ前面のLEDで録画中などのステータスを知ることができるため、外付けHDDはAVラックの背面にでも隠しておけばいいだろう。こうすれば、見た目も使い勝手も内蔵HDDとまったく変わらない

 ピアノブラックでまとめられた外観は、REGZA独自の“ミニマルデザイン”と呼ばれるシンプルなフォルム。スタンドは、独特な“ブーメランスタンド”ではなく、環礁の浅瀬をイメージしたという楕円(だえん)形の“ディープラグーン”タイプを採用している。フレーム部に見られるグラデーションなども合わせ、デザインテイストはZX9000シリーズの小型版といった印象だ。

 リモコンは、シンプルな「レグザリモコンII」。数字キーや音量ボタンを大きめにしているほか、方向キーも四角い形状として面積を増し、押しやすさを追求した。再生系のボタンはリモコンの下部にまとめられ、録画ボタンなど普段はあまり使わないボタンはスライドカバーの下に配置している。そして上部には、新たに青い「BD」ボタンが付いた。

 さっそくBDを再生する。液晶パネルはVA方式というが、とくに視野角が狭いといった印象は受けず、WXGAという解像度もあまり感じさせない自然な表現に好感が持てる。設定では、24P/60Pの選択も可能。画面は小さいものの、毎秒24コマの映画作品をオリジナルに近い形で楽しめる。

 また、BD-ROMのインタラクティブ機能である「BD-LIVE」や「BONUS VIEW」にも対応しており、BD挿入口の下にあるUSB端子にUSBメモリなどを接続すると、BD-LIVEコンテンツのキャッシュが可能になる。BDプレーヤーとしての機能は、必要十分といえそうだ。

●同時に4台まで接続できるUSB HDD

 録画機能については、R9000シリーズに準じたもの。チューナーは、地上デジタル放送が2基とBSデジタル/CS110度デジタルが2基(アナログ地上波も用意)で、録画中に裏番組を視聴できるが、W録の機能はない。

 USBの外付けHDDは、最大8台まで登録でき、USBハブを介せば同時に4台まで接続・利用が可能だ。仮に4台すべてを2Tバイトにすると、総容量は8Tバイト。地上デジタル放送なら約852時間も録画できる計算になる。

 もちろん、録画中の追っかけ再生、シリーズ番組の毎回予約「簡単連ドラ予約」、録画機能を利用して視聴中の番組を一時停止させるように使える「ちょっとタイム」、ニュース番組を定期的に録画しておき、いつでも最新のニュースを確認できる「今すぐニュース」といったREGZAならではの便利機能は健在だ。また、同社が提供する「テレビサーフモバイル」のサービスを利用すれば、PCや携帯電話からEメールで録画予約も行える。

 REGZAといえば、日立製作所のWoooと並んで“録画テレビ”の先駆け的存在。録画スタイルは、基本的に“見たら消す”のシンプルな使い方で、PC周辺機器として比較的安価に手に入るUSB接続の外付けHDDを使える点も評価されている。

 ただ、一方で進化を続けるBDレコーダーに慣れてくると、TS記録だけのREGZAはシンプルで使いやすい反面、機能的には物足りなく感じることも事実だ。2番組同時録画やAVC記録とはいわないが、同社製レコーダーで実現している自動チャプター機能などが利用できるとありがたい。

 また、HDMI端子が1系統というのは少々いただけない。BDプレーヤーと録画機能を内蔵しているため、接続するのはゲーム機程度という判断かもしれないが、ゲーム機だって1種類ではないし、PCのデジタル接続やCATV STBといったニーズもある。長く使うテレビだからこそ、やはり3系統くらいはほしいところだ。

 このように、いくつか注文したい部分はあるものの、26R1BDPは新基軸の製品に似合わない完成度を持っている。映像処理エンジンに「メタブレイン・プロ2」を採用していたり、自動画質調整機能の「おまかせドンピシャ高画質2」、超解像技術の「レゾリューションプラス2」など、上位モデルで培った機能をパーソナルテレビに惜しげもなく投入しているあたりも好感が持てる。7万円台という実売価格も合わせ、コストパフォーマンスは高い。【芹澤隆徳】


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世の中をもっと便利に! UHF帯のRFIDに高まる期待

2010-04-11 12:00:06 | 日記
 近年、急速な普及を遂げ、大きな注目を集めている「RFID」。その名称に馴染みは薄くても、改札にかざすだけで通れる定期券や、おサイフケータイなどの自動決済に使われている技術といえば、お分かり頂けるだろうか。

 RFIDとは、無線通信技術を用いてID情報の認識をする製品や技術全般をさす。数ミリから数センチ程度の大きさの「タグ」にデータを記憶させ、「リーダ・ライタ」と呼ばれる端末でその情報を読み取り、商品などをデータ管理する。分かりやすく言えば、IT化の進んだバーコード。ただし、印刷されたバーコードと決定的に違う点は「データの書き換えができる」こと、そして「複数のタグを同時に読み取り、個別に管理が可能」ということだ。

 当初は流通業界を中心に研究が進められてきた技術だが、流通だけに限らずあらゆる業界において、IT化、自動化、省力化を図る上で欠かせない技術として、様々な生活シーンに広がりつつある。

例えば、農産物にRFIDをつけた場合、在庫管理はもちろんのこと、出荷から店頭までの流通経路のトレーサビリティが向上する。また、店頭に陳列された製品の情報を一度に読み取ることができるため、消費者の購買動向の調査や分析など、マーケティングの効率化にも有効だ。

消費者の立場からも、流通経路や使用されている農薬や肥料、生産者の情報が入手できるので、食の安全を確認出来るという大きなメリットがある。また、社員証や学生証に導入した場合、個人認証が自動化でき、セキュリティの向上や災害時の居場所確認などにも役立つ。もちろん、食事や買い物での自動決済に使用することもできる。他にも、身近な使用としては、クリーニング品の追跡やユニフォームの管理、建築資材等の情報管理、ペットタグなど、あらゆるシーンで、すでにRFIDは活用されはじめている。

 中でも、とりわけ注目したいのが、国内企業としては村田製作所 <6981> などが早くから開発を進めているUHF帯を使用したRFIDだ。RFIDの無線に使用する周波数は、指向性の高いHF帯と、通信距離が長いUHF帯の2つに分けられる。HF帯は接触、もしくは数ミリ程度の近距離でデータを読み取るのに適している。現在、日本国内ではこのHF帯が主流だが、これは、ICカードが用いられた定期券や携帯電話等のICチップによる決済システムが先行して普及したことが大きい。

 一方、UHF帯のRFIDは小さなアンテナでも数メートル離れた場所から、最大で一秒間に数百個単位もの製品の情報を一括して読み取ることが出来る。例えば在庫商品の管理も、製品を一個一個読み取らなくても少し離れた所からリーダ・ライタの端末をかざすだけで一度に読み取れるのだから、作業効率が格段にアップする。

 上記のような利点があるUHF帯のRFIDだが、通信距離が長くなる代償として周囲の金属体等による反射や妨害波が増えるため、使いこなすのが難しいという課題がある。その点、ムラタは携帯電話で実績のある無線通信技術を活用して、タグとリーダ・ライタを一括して開発することにより、使い勝手の良いRFIDソリューションを提供する構えだ。すでに実用化されているものでは、これまで読み取りが難しかった金属製品に直接貼り付けることができる「金属対応タグ」などがあり、実際にガスボンベの管理等で使用され始めている。他にも電子機器のPCB基板にリフローはんだで実装するものが実用化されている。

 今後、UHF帯のRFIDが普及していけば、人々の生活はもっと便利に、そして効率的に変化していくことだろう。(編集担当:藤原伊織)


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世の中をもっと便利に! UHF帯のRFIDに高まる期待

2010-04-11 09:00:05 | 日記
 近年、急速な普及を遂げ、大きな注目を集めている「RFID」。その名称に馴染みは薄くても、改札にかざすだけで通れる定期券や、おサイフケータイなどの自動決済に使われている技術といえば、お分かり頂けるだろうか。

 RFIDとは、無線通信技術を用いてID情報の認識をする製品や技術全般をさす。数ミリから数センチ程度の大きさの「タグ」にデータを記憶させ、「リーダ・ライタ」と呼ばれる端末でその情報を読み取り、商品などをデータ管理する。分かりやすく言えば、IT化の進んだバーコード。ただし、印刷されたバーコードと決定的に違う点は「データの書き換えができる」こと、そして「複数のタグを同時に読み取り、個別に管理が可能」ということだ。

 当初は流通業界を中心に研究が進められてきた技術だが、流通だけに限らずあらゆる業界において、IT化、自動化、省力化を図る上で欠かせない技術として、様々な生活シーンに広がりつつある。

例えば、農産物にRFIDをつけた場合、在庫管理はもちろんのこと、出荷から店頭までの流通経路のトレーサビリティが向上する。また、店頭に陳列された製品の情報を一度に読み取ることができるため、消費者の購買動向の調査や分析など、マーケティングの効率化にも有効だ。

消費者の立場からも、流通経路や使用されている農薬や肥料、生産者の情報が入手できるので、食の安全を確認出来るという大きなメリットがある。また、社員証や学生証に導入した場合、個人認証が自動化でき、セキュリティの向上や災害時の居場所確認などにも役立つ。もちろん、食事や買い物での自動決済に使用することもできる。他にも、身近な使用としては、クリーニング品の追跡やユニフォームの管理、建築資材等の情報管理、ペットタグなど、あらゆるシーンで、すでにRFIDは活用されはじめている。

 中でも、とりわけ注目したいのが、国内企業としては村田製作所 <6981> などが早くから開発を進めているUHF帯を使用したRFIDだ。RFIDの無線に使用する周波数は、指向性の高いHF帯と、通信距離が長いUHF帯の2つに分けられる。HF帯は接触、もしくは数ミリ程度の近距離でデータを読み取るのに適している。現在、日本国内ではこのHF帯が主流だが、これは、ICカードが用いられた定期券や携帯電話等のICチップによる決済システムが先行して普及したことが大きい。

 一方、UHF帯のRFIDは小さなアンテナでも数メートル離れた場所から、最大で一秒間に数百個単位もの製品の情報を一括して読み取ることが出来る。例えば在庫商品の管理も、製品を一個一個読み取らなくても少し離れた所からリーダ・ライタの端末をかざすだけで一度に読み取れるのだから、作業効率が格段にアップする。

 上記のような利点があるUHF帯のRFIDだが、通信距離が長くなる代償として周囲の金属体等による反射や妨害波が増えるため、使いこなすのが難しいという課題がある。その点、ムラタは携帯電話で実績のある無線通信技術を活用して、タグとリーダ・ライタを一括して開発することにより、使い勝手の良いRFIDソリューションを提供する構えだ。すでに実用化されているものでは、これまで読み取りが難しかった金属製品に直接貼り付けることができる「金属対応タグ」などがあり、実際にガスボンベの管理等で使用され始めている。他にも電子機器のPCB基板にリフローはんだで実装するものが実用化されている。

 今後、UHF帯のRFIDが普及していけば、人々の生活はもっと便利に、そして効率的に変化していくことだろう。(編集担当:藤原伊織)


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