【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=山田哲朗、吉田典之】米航空宇宙局(NASA)は米東部時間5日午前6時21分(日本時間5日午後7時21分)、山崎直子さん(39)ら飛行士7人を乗せたスペースシャトル「ディスカバリー」(アラン・ポインデクスター船長)を、ケネディ宇宙センターから打ち上げた。
シャトルは予定通りの軌道に入り、打ち上げは成功した。
シャトルは年内に退役の予定で、山崎さんが日本人最後の搭乗となる。行き先の国際宇宙ステーション(ISS)には野口聡一さん(44)が長期滞在中で、初めて日本人2人が宇宙で出会う。
山崎さんは、宇宙飛行士に採用されてから11年での初飛行。日本人のシャトル搭乗は7人目、女性では向井千秋さん(57)に次いで2人目となる。また、ディスカバリーの乗組員は3人が女性で、ISSにも女性1人が長期滞在しており、宇宙で女性4人が同時に滞在する初の機会となる。
NASAは今回を含め残り4回のシャトルの飛行で、できるだけ多くの物資をISSに運び込む計画だ。山崎さんは「ロードマスター」(物資移送責任者)と呼ばれる役割を務め、6トン以上の物資の搬入を管理する。実験装置など機器の据え付け、ごみの搬出などを手際よく完了させる責任を負う。飛行は13日間の予定で、18日に地球に帰還する。
シャトル退役後、2011年春からISSに長期滞在する古川聡(46)さんら日本人飛行士は、ロシアの宇宙船ソユーズで地上とISSを往復する。
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シャトルは予定通りの軌道に入り、打ち上げは成功した。
シャトルは年内に退役の予定で、山崎さんが日本人最後の搭乗となる。行き先の国際宇宙ステーション(ISS)には野口聡一さん(44)が長期滞在中で、初めて日本人2人が宇宙で出会う。
山崎さんは、宇宙飛行士に採用されてから11年での初飛行。日本人のシャトル搭乗は7人目、女性では向井千秋さん(57)に次いで2人目となる。また、ディスカバリーの乗組員は3人が女性で、ISSにも女性1人が長期滞在しており、宇宙で女性4人が同時に滞在する初の機会となる。
NASAは今回を含め残り4回のシャトルの飛行で、できるだけ多くの物資をISSに運び込む計画だ。山崎さんは「ロードマスター」(物資移送責任者)と呼ばれる役割を務め、6トン以上の物資の搬入を管理する。実験装置など機器の据え付け、ごみの搬出などを手際よく完了させる責任を負う。飛行は13日間の予定で、18日に地球に帰還する。
シャトル退役後、2011年春からISSに長期滞在する古川聡(46)さんら日本人飛行士は、ロシアの宇宙船ソユーズで地上とISSを往復する。
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