文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

再開した日韓会談では久保田貫一郎が「謝罪とは何だ。山も緑にし、学校を建て電気も引いてやった」と事実を指摘した

2021年02月09日 17時25分19秒 | 全般
以下は、2021/1/15に出版された高山正之の最新刊、変見自在 コロナが教えてくれた大悪党、からである。
この本もまた、彼の前著作同様、世界最高の本である。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
日本国民全員は、今すぐに最寄りの書店に購入に向かわなければならない。
世界中の人たちには、私が、可能な限り知らしめる。
本論もまた、彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
見出し以外の文中強調は私。
辞任を検討した駐韓米大使の「本音」はこれだ 
朝鮮半島の人たちには至福のときだった日帝支配が終わると、米ソは李承晩と金日成を連れてきてそれぞれ南北の指導者にした。 
朝鮮人に指導力などない。
間もなくの昭和25年6月、北が南に攻め込んだ。 
李承晩は兵を見捨てて一人だけ釜山に逃げた。
これも「敵が来たら王様は江華島に逃げる」伝統に則った朝鮮人らしい振る舞いだ。 
彼はそれでも不安で山口県に「臨時政府を建てる。準備しろ」と下命した。
県知事は即座に断った。 
米国も身勝手で、永遠に続けるはずの日本占領をすぐに打ち切り、翌26年、サンフランシスコで講和条約を結ぶことにした。 
締結後、日本にはマッカーサー憲法を廃させ、再軍備させて米兵に代わって朝鮮で戦わせるつもりだった。
李承晩はそこに割り込んできた。
戦勝国として講和会議に参加させろ、戦勝国として戦時賠償の権利をもたせろとマッカーサーに要求した。 
マッカーサーは「お前は戦勝国でも敗戦国でもない。無関係の第三国人だ」と一蹴した。 
無関係では日本と賠償交渉もできない。
で、朝鮮戦争さ中、日本の領海に線を引いて竹島を盗る李承晩ラインを敷き、交渉に応じろと日本に迫った。 
自分たちで起こした戦争は米国と中国にみんな任せてしまう。
こういう狡い立ち回りは白村江の戦いのころから得意だった。
今日、2021/2/9、pm10にNHKEテレが「天智天皇」と題して白村江の戦いに触れる事が番組表に書いてあるが、NHKは、この朝鮮の狡い立ち回りについては、おそらく全く触れないはずだ。それどころか朝鮮を美化し日本を見下して放映するのではないだろうか* 
かくて27年2月、日韓会談が開かれたが、日本はまず半島にある日本の国有資産及び日本の民間人財産を返せと言った。 
半島にある日本国有、民有の資産は韓国がその当時持っていた資産の85パーセントを占めた。
返したらあとに何も残らない。 
韓国側は「あれはウリのものスミダ」とか言って「日帝支配の謝罪と日本の国家予算の10年分、21億ドルの賠償をよこせ」の一点張り。
交渉は当然、決裂した。 
李承晩は怒って日本漁船の拿捕と漁船員の拘束を始めた。
死者も出た。
嫌なら吉田茂と会わせろ、日韓会談も再開しろ。 
吉田は李と翌年1月に東京で会った。
李は爪のない指を見せ、日帝時代の拷問で剥がされたと言った。 
それは嘘だ。
李氏朝鮮時代に彼は捕吏に捕まり7年獄に繋がれて拷問された。
吉田は季承晩を河野一郎、スカルノとともに終生嫌った。 
再開した日韓会談では久保田貫一郎が「謝罪とは何だ。山も緑にし、学校を建て電気も引いてやった」と事実を指摘した。
古代に棲む朝鮮人を現代に引き上げてやっただろう。 
会談はまた決裂した。 
吉田は感謝もない韓国を嫌って「駐日韓国代表部の閉鎖」と「漁船の攻撃的保護」と「拘束された漁船員と同数の在日の拘束」を命じた。 
吃驚した李承晩は慌てて米国に「日米韓三国不可侵条約」を提案してきた。
米国を使って日本の実力行使を抑え込もうという狡い手段だった。 
吉田の跡を継いだ馬鹿な鳩山一郎は李承晩に手もなく騙され、本気で不可侵条約締結を考えたりした。 
拿捕漁船員も李承晩の言うまま「日韓捕虜交換」で合意させられた。 
日本側の捕虜とは服役中の在日殺人犯や密入国者のこと。
彼らを永住権付で釈放することで漁船員が釈放された。
日本人はそのときから韓国人を心から嫌った。 
李承晩のあと、もっと悪賢い朴正煕が出てきた。
彼は謝罪を求めない代わりに日本資産の返還はなしにし、その上に5億ドルのカネと技術援助を乗っけて日本側に呑ませた。 
結局、日本人は日帝支配から漢江の奇跡まで実に70年間も彼らに貢がされ続けた。  
一方の半島の民はその70年間で便所も荷車もない旧石器時代から世界屈指の工業国に成りあがった。 
戦前から何度も朝鮮を訪れたGHQ外交局長ウイリアム・シーボルトはその印象を「ひたすら陰鬱な国。民は頑固で腹立たしい」と著書にたった6行書いている。もううんざりだと。
ハリス現駐韓米大使が辞任すると言い出した。 
その理由は「何をしても感謝もない。腹立たしいだけで付き合いたくもない」と同じ感想を語る。 
日本はそんな国と関わり過ぎた。
コロナで付き合いを断って、その清々しさが十分分かっただろう。
ハリスに倣おう。                              
(2020年4月30日号) 

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