今、BSテレビ東京の報道番組である「日経ニュース」に生出演していた高市早苗氏と、キャスターと称する日本経済新聞社社員の山川の、やり取りを視聴していた人達は、余程、能力に問題がある人以外は、誰もが、私の高市早苗氏に対する評価が正鵠を射ていた事と、
前々章で、ご紹介した門田隆将氏の、高市氏への以下の評が正鵠を射ていた事を、まざまざと実感したはずである。
…話を伺いながら、日本の危機的状況をここまで「具体的に認識」している政治家がいる事に驚かされた。
特に中国の浸透の怖さ。他候補との違いは明確にそこにある。
この人以外では、日本は中国と対峙できまい。…
山川に対する私の評が正鵠を射ていた事も、視聴されていたとおりである。
山川と高市氏の質疑応答が、呆れかえる程に明瞭にしていた事は、
高橋洋一氏が著作の題名とした「財務省と日本経済新聞はアホばかり」もまた、正鵠を射ていた、という事でもあった。
上記で言及した視聴者は、誰もが、山川の、中国に対する認識が、どれほど浅はかなものであるかを痛感したはずである。
山川は、呆れかえる事に、何らの疑念も無しに、こんな質問をしたのである。
「弊社は経済を名乗っている(会社ですから)(中国と経済で深い関係にある)経済界も心配している事がある。高市さんは、総理になっても靖国を参拝するのですか?そうした時に、中国が、どう出るか?以前、首相が(確か中曽根氏の名前を挙げていたと思う)参拝した時の中国の対応云々。」
この発言は、山川(日本経済新聞社)が、浅はかの極みにあるか、完全に中国の工作下にあるか、そのどちらか以外のなにものでもないだろう。
いずれにしろ、こんな発言を全く、おかしいと思わずに発言する山川社員(新聞会社)が、日本経済新聞社を名乗る社員であり会社である事は痛恨過ぎるし、中国の工作は、日本の各界、各層に、深く、静かに浸透している事を、恐ろしい程、明瞭に示している。
彼は(日本経済新聞社は)今すぐに、中国で生まれ育ち、中国最高の大学である北京大学を卒業し、神戸大学に留学していた時に、偶々、友人に誘われて訪問した嵐山の景観を観て、天啓に打たれ、やがて妻となる日本人女性とも出会い、日本に帰化した、石平氏の畢生の著作…21世紀最高、最大の著作の一つである…「中国共産党 暗黒の百年史」を、今すぐに購読した方が良い。
本欄では、山川(日本経済新聞社)及び、山川が代弁した経済界の為に、以下の章を抜粋して、ご紹介する。
第7章 日本人をカモにした対日外交史と反日の系譜
中共の思惑に乗った「国交正常化」、日本にとっての不幸の起点
中国共産党政権が成立した1949年から1972年までの23年間、共産党統治下の中国は、隣国の日本と、ほぼ無交渉の状態であった。
その時代、日本は共産党中国を国家として認めておらず、国交を結んでいたのは台湾の中華民国のほうである。
そして、東西対立の冷戦時代において、日本はアメリカの同盟国として西側陣営に属し、共産主義陣営の中国とは対立関係にあった。
共産主義国家・中国と国交断絶していた状態は、日本にとって決して悪くはなく、むしろ幸いだった。
日米同盟に守られる形で日本は長期間の平和を享受でき、戦後復興と驚異の高度成長を成し遂げ、世界屈指の経済大国・技術大国となった。
そして今振り返って銘記しておくべきは、日本の戦後復興も高度成長も、「中国市場」とは何の関係もなく、中国と経済的に断絶したまま達成できたことである。
後略。
この章に、先般、私が「日本の企業は本当に中国から利益を得ているのか?自由に日本に持ち帰れない利益は本当の利益か?株式市場でバランスシート上の利益としてもてはやされているだけではないのか?中国と取引した結果として、日本国内の従業員の給料は比例して上がっているのか?彼らの生活は豊かになったのか?日本のGDPは、経済界が中国に進出、或いは中国に工場を設立した結果として増加したのか?経済界が中国に築いている資産は、一朝事が在った時に、保存されるのか?単なる絵にかいた餅どころか、中国に利用されているだけ、徹頭徹尾、中国が成長するために利用されているではないのか? 現に、私はビジネス人生において、中国の恩恵を受けた事等1円もなかった事実を上げながら、配信した章を、後で、再度、掲載します。