文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

世界が看過し続け、国連が看過し続け…その悪が…この状況を作っているのである。

2019年08月19日 09時48分15秒 | 全般

私は今は産経、日経、読売の3紙を購読している。
以前は、朝に必ず新聞を読んでいたが、今は、全くそうではない。
産経は読むようにしているが、他の二紙は、殆ど読まないと言っても過言ではなかった。
だが、今朝は予定より1時間早く目覚めた事もあって、先ず、日経から読みだした。
そして目に飛び込んできたのが以下の全段ぶち抜き意見広告である。
「日本の失われた20年」そして今なお続くデフレの影を作ったのは平成2年(1990年)3月27日に行われた総量規制に最大の原因があった事は歴然たる事実である。
この頃、日経新聞大阪本社の広告局長が、定期的に、私の話を聞きに社長室を訪れていた。
仕事柄、様々な経営者に会うが、あなたのような話(見識)は聞いたことがない、と言うのが、その理由だった。
総量規制の発令後、即座に、私は彼に日経新聞全国版に全段ぶち抜きの意見広告を出してくれと依頼した。
費用として提示された3,500万円も即座に了承して。
だが日経は終に私の広告を掲載しなかった。
今朝の香港市民の決死の意見広告を読んで涙しなかった21世紀に生きる人間は一人もいなかったはずである。
21世紀ではなく、19世紀や、中世や古代に生きている人達以外には。
15年ほど前に、京都を再々発見して以来、京都に住んでいない人間としては、私は、世界一、京都を訪れた人間である。
南禅寺や大覚寺等で、香港から一人旅しているOLさん達に、バスの停留所等で会った事がある。
殆どの人たちがリピーターだった。
「10回は来ています…」も珍しくなく。
25歳の頃、人生で一度だけ、自ら、人生を終わらせようかと思っていた時期、会いたいと言っていた人間に、一度会って、話を聞くために、九州に向かった。
何故か、その時に読んでいたのが「銀河鉄道の夜」。
初めて関門海峡を通り、列車を乗り換えて、長崎に向かっていた夜。
コンパートメントも満席の列車の中でも読み続けていた時、ジョバンニのセリフに遭遇した。
「僕には、おっ母さんのために、何ができるんだろう…」
突然、私は慟哭した。涙が溢れ出して止まらない。
満員の列車の中で滂沱の涙を流して泣いている訳にもいかず、停車した駅で降りた。
私は誰もいない夜の駅のプラットフォームで涙が枯れるまで、立ち尽くして泣いていた。
その時、私は、この世に生還したのである。
大阪・梅田北ヤードの混迷の酷さ(それで仕方なく、こうして登場して書き続けていた結果、混迷させた黒幕が朝日新聞だった事に気づいた事は慧眼の士は皆ご存じの通り)に、実業家としての人生の舞台を大阪として、当時、電通にいた福島県出身の親友からの「東京に出てくるべきだ」の意見も断って、大阪に拘って来た私の人生が、これでは本当に大失敗だったと私は数日間、仕事をする気力すら失った。
だが数日後、「冗談じゃない。こんな訳の分からない、馬鹿げた事で、殺されてたまるか」、目覚めた私は、関経連の下妻を訪ね、経済同友会の竹中由紀子を訪ね、大阪市役所の担当責任者を訪ねた。
たった一人で、3か月間、大阪の官民の英知を集め、20年超の歳月をかけて、終に出来上がった、戦後最高と言っても過言ではない、
決定した事業計画通りに、何故、できないのか、談判し続けたのである。
ただ、実に愚かしく滑稽な事に…たった一人の、ドン・キホーテに相応しくと言うべきか、
上記の関係3団体に出向いて話した内容を、その都度、詳細に書いて、弊社専務に朝日新聞本社に届けに行かせた!
当時、全段ぶち抜きで「北ヤード混迷」の記事を著名入りで書いていた多賀谷克彦に届けに行かせたのである。
凡そ、私の人生での最大の愚挙だったと言っても過言ではない。
その書類の運搬役を務めさせられた弊社専務は、「敵に塩を送っていたようなもので、笑い話にもならない徒労でした…」と、今でも、時折、私を冷やかすのだが。
それから、こうして登場する経緯については読者はご存じの通りであるが。
インターネットという、いまだに無数の悪が蔓延り暗躍している世界に登場したがために、正に、悪党に狙われ…世界が看過し続け、国連が看過し続け…昨日、発信した事が正鵠を射ている事は、世界が、認めているとおりであるが…
その結果として齎されている悪に狙われて、命まで失いかかる大病を患ったから、ペンディングしていた出版会社からの依頼にOKを出し、病室から出版決定の告知をしたのが2011/6/1だった。
多額の金銭を詐取されただけではなく、今度は、私の著書、ブログ、著者名に対して、ネット上で信じがたい攻撃を始めだした。
私が被った悪と、今、香港市民が被っている悪は、同一、同質のものである。
世界が看過し続け、国連が看過し続け…
その悪が、「文明のターンテーブル」の進展を止め、この状況を作っているのである。
私にできた事は、今朝、意見広告を打った人たちの中に、私の読者がいたに違いないと思う事と、
こうして書き続けている事だけなのだが。
独裁国家や全体主義を生じさせない、
彼らに他国や他国民に対する憎しみを煽らせない=ヘイトさせない為に、
知識人と称して生計を営んでいる者達や、ジャーナリスト、政治家は存在しているはずだろうに。
全ては、あなた達の責任である。
香港市民の苦難を齎しているのは貴方達の態様の結果であり、あなた達の責任なのである。
その罪が、現生では罰せられないとして、あなた達の愚かさの極みとして「おためごかしな似非モラリズム」、或いは、中国や朝鮮半島にへつらう報道を為し続けている者達は、
その善人ぶった笑いとは裏腹に、地獄に落ちるしかなく、閻魔大王が、貴方達によって堪えがたい苦難に遭った分、と、それ以上の責め苦を用意して待っている事を伝える事だけしか、今はできないが。

 


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