以下は月刊誌Hanada今月号、総力特集 韓国という病、この期に及んでまだ韓国の肩を持つ反日日本人、と題して掲載された西岡力氏の論文からである。
朝日新聞が捏造して世界に広めた従軍慰安婦報道が虚偽である事を学者として完璧に検証して指摘したのが彼である。
つまり日本と日本国民にとって最大の貢献を果たした真に偉大な日本人である。
かれこそは国民栄誉賞のみならず、ノーベル賞に相応しいのである。
朝日新聞の捏造に乗じて米国や国連等の国際社会で日本を貶めて来たアレクシスダデン等の人間達。
彼らは中国や朝鮮半島という21世紀の今もなお、存在しているナチズム国家のエージェントでありながら、大学教授や議員の肩書を持っている、この世で最も悪質な人間達である。ナチズム国家である中国と朝鮮半島と彼らのエージェント達が暗躍して、神の摂理として文明のターンテーブルが回っている国である日本を国際社会において政治的な囚人の場に置き続けて来た悪行が、不安定で極めて危険な今の世界を作っているのである。*~*は私。
「良心的日本人」の正体
日韓関係悪化に大きな責任がある和田春樹氏らがまた、事態を悪化させるおかしなことをしている。
和田氏らが70名あまりの同調者と連名で、7月25日に、現在安倍政権が行っている対韓政策を非難する声明を発表したのだ。
私は最新刊『でっち上げの徴用工問題』(草思社)で一章を割いて、和田氏ら「反日日本人」が1980年代から行ってきた活動が昨年10月の韓国最高裁の不当判決の背後にある、と批判した。
その批判を要約すると、
●和田氏が1910年の日韓併合条約の法的有効性を否定する「統治不法論」に立ち、その自分たちの偏った考えを日本政府の公式見解にしようと1980年代から運動を続けてきた。
*参議院選挙の投票特番か、その後のBSTBSの番組に出演した橋下徹が自分が弁護士である事で真実を知っているが如きの(高々弁護士風情が)態度で、この唾棄すべき連中に同調するが如き発言を夜郎自大に発言していた橋下徹は、この点において、実に許しがたく国賊に等しい便所紙以下の人間だったのである*
●2010年に、時の菅直人首相にその趣旨を盛り込んだ首相談話を出させることを狙って、日韓知識人共同声明なるものを出した。
さすがに菅首相も謝罪はくり返したが、日韓関係の根幹を覆すような「統治不法論」を声明に明示的に盛り込むことはしなかった。
しかし、韓国で和田氏らの活動が大きく報じられた。
●その2年後の2012年に韓国最尚裁小法廷が、元戦時労働者らが起こした裁判で、和田氏らが提起した「統治不法論」を立論の根拠として初めて採用して、日本企業勝訴の下級審判決を覆す差し戻し判決を下した。
●昨年10月の最高裁確定判決も同じ立論をしていた。
歴史認識問題は1980年代以降、日本人が火をつけてきたとする私の持論がここでも証明されている。
その和田氏がまた、日本政府を非難する声明を出したのだ。日本のマスコミではほとんど無視されたが、韓国ではあいかわらず「良心的日本人」の活動として称賛されている。
その結果、なぜ大多数の日本人が現在の安倍政権の対韓政策を支持しているのかについて、韓国で正しい理解をすることを阻害している。
和田氏は、「統治不法論」を広めたことなどを理由に今年8月、万海平和賞を受賞した。
8月12日、韓国で行われた授賞式で和田氏は「66年間、日本政府と国民が植民地支配と過去について反省し、謝罪する心を持って生きていくよう訴えてきた。最後の瞬間まで同じ道を歩んでいきたい」と語った。
韓国で最も権威があるとされる賞の一つとされる同賞は、仏教僧・詩人・独立運動家だった韓龍雲(号が万海)を記念して毎年、「世界平和に貢献した人物」を表彰しており、過去にはダライ・ラマ、ネルソン・マンデラ、金大中も受賞している。
一方、戦時労働者問題で従来の強制連行、奴隷労働説を実証的に批判している韓国の気鋭の経済史学者、李宇衍博士は7月28日に、「日本の一部人士らのこのような動きは韓日関係に助けにならない。方向を間違えている韓国政府を鼓舞することになりむしろ有害だ。今の大変な事態について日本の『良心的知識人』の責任も大きい。彼らは戦時労働者と関連して、歴史歪曲を傍観、ほう助したり、ひどいときには加担しもした。慰安婦問題も同じだ。なぜそうしたのか?『同情主義』だった。彼らはいま、また事実を取り繕おうとしている」と和田氏らをSNSで批判した。
そもそも、ここまで日韓関係を悪化させた責任がある和田氏がその責任を安倍政権に問うこと自体、まさに「マッチポンプ」式の許しがたい主張だ。
その罪は大きい。
この稿続く。