文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

誰一人死なない福島低線量事故のデマで恐怖を煽り、2020年、世界179万人が感染死亡した武漢バイオハザードの原因を追及せず、

2021年09月23日 09時41分04秒 | 全般

以下は、21世紀における名著の一つである、脱原発は中京の罠、の終章からである。
以下の終章は、特に、日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。

おわりにー「木馬」を倒して笑顔で日本再興  

昭和時代、テレビ「鉄腕アトム」や映画「ゴジラ」を観て、そして伝書鳩レースをする理科少年の純は、いつの間にか、世界の核放射線災害の現地を調査する物理学者になっていた。「気がついたら、そうなっていた」と、令和に生きる私は思う。  
家族に心配をかけながら、広島の原爆、ビキニの水爆、旧ソ連の核爆発の現場、シルクロードでの中共の核の蛮行、北朝鮮の地下核実験の監視、シベリア、チェルノブイリ、福島での核の平和利用における事故災害の現場調査を行った。
現地科学者と共同し、広島大学の同僚と共同して、そして時に単独での調査研究だった。  
核技術が誕生した時代の流れに素直に乗りながら、一人乗りのカヤックを操作してきたような科学人生だった。そこに、歴史的使命感は常にあった。  
今回の執筆も、チャイナバイオハザードが世界で吹き荒れる中、背中を突き押されるような気持ちで書き進んだ。
ハート出版との企画の合意ができて、執筆を開始したのが令和2年12月18日。
福島軽水炉事故10周年に問に合わせたいとの版元の希望で、3月初句に書店に並べたいという。
2月5日までに、入稿完了が目標になった。この「おわりに」を書いている今日は1月17日。
神仏の御守りと、出版社のご理解、妻の心からの支えあってのこと、感謝大である。 
執筆の心は、「トロイの木馬」の粉砕にある。
旧ソ連、中共、北朝鮮が日本へ送り込んだ「日本の木馬」が、「日米安保反対」、「反核」、「脱原発」、「放射線はゼロがいい」、「憲法9条を護れ」、「自衛隊は違憲」、「自民党政権打倒」を叫ぶ。 
その間に、これら共産主義独裁体制の3国は、核武装を完成させ、もしくは完成に向かった。
この核武装に、日本の力が利用されてきた衝撃の事実があった。
「木馬」たちの「反核」運動は真っ赤な嘘だった。 
真のリスクは、暴走する共産独裁体制にある。神仏をも恐れない唯物論は、ソ連、中共、北朝鮮に共通する。権力支配と闘争が激化し、粛清に走った。
共産主義者は多少勉強し、偉くなった気分で「理論」で相手を打ち負かそうとする。それでも、駄目なら、暴力で脅す。
どうしても、意志を通そうとした悪知恵者は、敵対勢力を無力化する。自分を絶対化する恐ろしさである。 
人の知恵を超えた、天地創造主の存在や先祖への敬(うやま)いがあれば、こうした暴走はないはずだ。
人は永遠に未完成な存在。人生も社会も襷(たすき)をつなぐ駅伝なり。個人で完結することは、絶対にない。 
私も学生時代、エングルスの「自然の弁証法」を学んだが、独裁の恐怖政治を知る由もなかった。知ったのは、ソ連崩壊と、天安門事件からだ。
一人の医師の人生を追いながら、ソ連の革命時にあった権力闘争と暴力、そして愛を描いた映画『ドクトル・ジバゴ』は「目から鱗が落ちる」であった。 
「共産主義」は全くの嘘だった。 
「労働者を支配する心貧しい権力者の至上の利己主義」であることを、歴史が示した。
すなわち、自由と民生主義や人権の尊重という普遍的価値を認めないとんでもないリスク「共産主義」である。
「日本の木馬」が叫ぶ、「人権擁護」はカムフラージュだった。他国への侵略リスクを隠して見せるのが「共産」なる価値観の「木馬」である。「人民解放軍」という名の侵略軍。現実には「共産」は無かった。
スターリンの大粛清、毛沢東の文化人革命、シルクロードの未曽有の核爆発災害、天安門事件、香港一国二制度崩壊、臓器狩りと移植ビジネス、少数民族の隔離や浄化などのオゾマシイ利己主義の現実が、日本人がパンダをありがたがっている陰で起きていた。 
2020年の中共の軍事予算19兆円は、日本の5.3兆円の3.6倍。アメリカの73兆円(2019)についで、世界2位。
世界2位の軍事力・経済力を背景に、北京を始発とした一帯一路政策という覇権主義に駆られた中共帝国は、アジアのみならず、世界の脅威となった。
核弾頭を搭載する弾道ミサイル200基以上を配備する、ダモクレスの剣である。 
福島軽水炉事故の低線量放射線で福島県民は誰一人として死ななかった。
中京が1メガトン核弾頭を東京に撃てば、1発で380万人が殺される巨大リスクがある。
誰一人死なない福島低線量事故のデマで恐怖を煽り、2020年、世界179万人が感染死亡した武漢バイオハザードの原因を追及せず、尖閣での領海侵犯をはじめ日本に人口侵略を進める中共の巨大リスクを隠蔽する「日本の木馬座」。 
中共が仕掛けたバイオハザードによる主要先進国への直接攻撃、メガトン級弾道ミサイルの配備=ダモクレスの剣、先端通信技術ネットワークで世界覇権、世界中に放った「トロイの木馬」。 
アメリカ合衆国ドナルド・トランプ第45代大統領は、中共の放った「自国のトロイの木馬」を任期中に粉砕した。
しかし、2020年の大統領選挙でトランプ氏は残念ながら敗れた。
これも「アメリカの木馬」の必死の工作の結果である。 
2021年、共和党から民主党ジョー・バイデン政権へ移行するが、果たして、どうなるのか。両政党の激突は終わりを見せていない。
コンピュータ情報通信網に仕掛けられた"世紀の犯罪"を証明できるのか。あってはならない犯罪だが、あり得ない犯罪とは言えない。 
親中共の民主党で、世界のリスクが増大する恐れがある。
民主党の掲げる普遍的価値観がマヤカシでなければいいが。
「核兵器のない世界」発言のオバマ政権と中共台頭の時代は重なった。
しかも、「テロとの戦い」と世界を欺き、中共のチベット、ウイグル、南モンゴルでの弾圧は激しさを増した。 
米露が核軍縮を進めた期問に、中共は核軍拡していたのだ。
米露間だけでの無意味な核軍縮プログラムを停止させたのは、トランプ大統領だった。 
「木馬」との戦いこそが、陰陽世界大戦の主戦場=関ケ原だ。
「敵は国内にいる」のだ。政権トップが開催する「醍醐の花見」を、鬼の首をとったかのように騒ぎまくる「日本の木馬」たち。
これも国民の目をそらすための演出だった。
朝日新聞の言う、「市民」の声は、必ずしも「国民」ではない。 
私たち国民は、「反日の木馬」が仕掛けるデマにまみれた情報戦に打ち勝たねばならない。
科学と正義からの反論である。
憲法改正、自主憲法にYES! 自主憲法は普通の国家の当たり前の権利である。 
日本を守るのは、軍事力だけではない。愛国心と誇りにもとづく和の力が第一である。日本の歴史が示しているとおりだ。それがあれば、必要な国防力はおのずと付いてくる。
縄文時代1万6千年前に始まり、伝承されてきた世界最古で先進の日本文明。
世界の人口が爆発する21世紀、世界一の長寿国日本の少子化の克服は、発想の転換で一気に解決可能である。 
福島事故2011年の低線量放射線で誰一人死んでいないし、今後も死なない。
チェルノブイリで暴走・崩壊したソ連の黒鉛炉に比べて日本の軽水炉は安全性能が格段に高い。
そもそも軽水炉は暴走しにくい原理である。しかも既に、日本の原子力発電所は、世界一の耐震・耐津波技術を目指して改良されている。
今後も、その安全技術は進化する。
日本社会の土台を支えるのが核燃料サイクル技術の開発。日本には十分な量のウラン資源が既に貯蔵されている。
高速増殖炉技術もんじゅの廃炉決定を撤回しないといけない。
日本のガラス固化体地層処分技術は安全に実現できる。
日本は核エネルギーを手放してはならない。しかも、技術の完成は近い。 
独創の技術は古来、日本の宝。その技術は常に先進にあり、世界へ大きな貢献ができる位置にある。
これは、国民一人ひとりの精進、改善の努力、和の心の賜である。
正直な心と性善説は、日本人の良い点であるが、「トロイの木馬」に騙されやすいので、気を付けたい。 
日本のベクトルは、「文明の発展と世界平和」に向いている。
明るい家庭をつくって、笑顔の国を再興しよう。

 

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