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旭化成、サウジで樹脂原料 400億円投じ合弁生産 高機能品シェア首位へ

2011年04月27日 13時32分54秒 | 日記

平成23年4月27日(水)日本経済新聞1面
旭化成はサウジアラビアで家電製品や自動車に使う高機能樹脂原料を合弁生産する。
サウジの政府系公社や三菱商事と組んで合計で約400億円を投じる。
工場が稼働する2014~15年には同原料では旭化成が世界シェア首位に浮上する見通し。
基礎原料が2割程度安価に調達できる中東に同社として初の生産拠点を設け、国際競争力を高める狙い。
子会社の旭化成ケミカルズと三菱商事が現地の化学大手、サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)と折半出資で合弁会社を設立。
ペルシャ湾沿岸のアルジュベールに年産20万トンの工場を建設する。
生産するのは合成樹脂原料「アクリロニトリル」で、液晶テレビなどのボディーや自動車の内装部品などに使うABS樹脂の主原料となる。
旭化成の世界シェア(10年)は約13%で英イネオスに次ぐ2位だが、タイや韓国での新設備稼働に加えてサウジでの工場新設で、生産能力は13年計画段階より約2割多い年140万トン規模に拡大。
イネオスを上回る見込みだ。
同製品の事業規模は15年に現在の2倍の3000億円規模に拡大するもようだ。

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