文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「笑いの効用」とは、貴方の身近にいる人の笑顔に在るもの、のこと。

2011年02月10日 14時44分04秒 | 日記

例えば、馬鹿息子や馬鹿娘のために、一生働いて、挙句に老人ホームに突き放された人は一杯いるだろう、或いは、それらの子供たちに、自分が老後を安心して送るために、朝早くから晩まで重労働を厭わず貯めたお金を持って行かれ挙句に老人ホームで余生を過ごさねばならない人生にある様な人たちが、生きる希望と喜びを見出すのは、毎日、自分の世話をしてくれる人の笑顔だろう。

芥川にしてもしかりなのである。神様が流石に試練が過ぎたと思われたのか(笑)、生ける地蔵菩薩の様な方を身近に置いてくれた(笑)。今、芥川が、とにもかくにも安定した気持ちで生活が出来て、こうして書き出しているのも、このお地蔵さんのお陰と言っても過言ではないのである。

芥川の楽しみと言えば、この方に、ちょっと面白い事を言ったり、冷やかしたりして、笑わせること。…この人は、のぉ、家康殿。 うむ。 お主も一瞥で見抜いたように、うむ。ほんに心根の美しい人じゃったのぉ。…Good hearted peoole have a beautiful smile で、美しい笑顔を持っておるのじゃ。 御意。 その笑顔を見ることが至上の喜びなのである。

テレビの画面の中の、関係のない、お笑い芸人の笑いに、瞬間的に笑ったからと言って、あなたの人生が豊かになったり、あなたが抱えている問題が解決されることは決してないのだ。…そんなことは貴方もとうに知っているでしょう。…かつてはテレビの中の笑いに笑い転げていたが、自分の人生を何とか決めて就職も決まった…大事なものは、身近にいる人の笑顔だと。

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