今日の産経抄からである。
週末、のんびりと流行のリモートワークをしていると(といっても競馬中継を横目に見ながらだが)、携帯電話の蓿信音が鵈った。
電話番号を見ると無視するとうるさい知人からだった。
電話番号を見ると無視するとうるさい知人からだった。
仕方なく出ると「いやあ、本当に良かった」と、高揚した声が飛び込んできた。
最近、良いことがないので黙っていると「高校野球見てないの?東海大菅生がサヨナラで勝って、あの校歌を聴かなくて済んだんだ!」とまくしたてられた。
あの校歌とは、ネットで話題の京都国際高校の校歌である。
同校は、韓国人学校が前身の私立学校で、校歌は今も韓国語のまま。
歌詞の冒頭に「東海」が出てくるが、トンヘとは、日本海をこの呼称に変えろ、と韓国政府が世界各国に強要しているいわくつきの単語なのはご存じの通り。
知人は「高校野球に政治を持ち込んだ」とご立腹なのである。
韓国メディアは、京都国際が初戦を勝ったときには「韓国語の校歌が日本全国に鳴り響いた」と大騒ぎだった。
球児そっちのけの盛り上がりに困り果てたNHKが、歌詞の日本語訳を「東の海」としたのはご愛嬌だったが。
もしソウルで、高校生が日本語で「竹島が…」と歌ったらどうなることやら。
日本は本当に寛容な国なのである。
それが証拠に、自衛隊基地や原発の周辺など安全保障上重要な土地が、外国資本も自由に買えるのだ。
政府は、ようやく重い腰をあげて重要なインフラ施設周辺の土地利用を規制する法案を国会忙提出したが、なぜか公明党が気乗り薄で、法案も骨抜きにされた。
同党と中国は、仲が良く寛容な政党であるのは、よくわかる。
でも、寛容も度が過ぎると、非寛容な人々につけいられるのは、歴史が教えるところなんだけどねえ。