文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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「信用社会」がダメなので、「約定・分業・法治・人権」などの精神の近代化が、韓国ではまったく根づいていません。できたのは産業テクノロジーの進歩だけ

2019年10月17日 19時47分51秒 | 全般

以下は月刊誌WiLL今月号に、韓国は昔も今も古代脳、「古代脳」は対処のしようがない。と題して掲載された古田博司氏と藤井厳喜氏の 対談からである。
付き合わないのが一番。
やっぱり「非韓三原則」(助けるな、教えるな、関わるな)で!
古代脳のまま
古田 
今、韓国は本当に危ない。
大韓航空のCEOは、妻や娘のパワハラ問題を通じて潰したし、次はアシアナ航空です。
政府系の銀行に融資と引き換えに株の放出を強いられた。
国有化への道筋をつけているように見えます。
次の狙いはサムスンでしょうか。
藤井 
従来、韓国では財閥のほうが企業体としてはうまく機能していたのですが。
古田 
ええ、分業が下手なので、財閥がワンセット主義で配下に各分野を抱えます。
中小企業がうまく育ちません。
配下にないものは信用しないのですね。 
「信用社会」がダメなので、「約定・分業・法治・人権」などの精神の近代化が、韓国ではまったく根づいていません。
できたのは産業テクノロジーの進歩だけ。
そんな「古代脳」のままなので、文在寅政権のように、いまどき社会主義経済をやろうとする勢力が出てくるのです。
藤井 
サムスンのトップが裁判にかけられ、最高裁から高裁に差し戻しになりました。
今までの罪状で無罪の部分だけを差し戻しています。
となると、無罪も有罪に変わる可能性があります。
トップが禁固刑になったら、司令塔がいなくなる。
その間に国有化を進めるつもりではありませんか。
古田 
文大統領の狙いはそこでしょうか。
側近の曺国を法務大臣に任命することも、その一つです。「タマネギ男」と言われるほど、疑惑だらけなのに、まったく世論を無視しています。
北のような専制政治がしたくてしょうがないように見えます。
藤井 
そう言えば、『週刊ポスト』(九月十三日号)が「韓国なんて要らない」を特集して、左派の連中が大騒ぎしました。
古田 
幹ちゃん(木村幹・神戸大学教授)が「週間ポストへの風当たりはわかるけど、であればWiLLやHanadaのもっとひどい特集はどうなるのだろうか」(原文ママ九月二日)とフィートしていたね。
藤井 
我々は事実主義で、韓国の問題を取り上げています。
それを「ヘイト」と言われるのは心外です(笑)。
木村氏や元外務省の連中が韓国を擁護するのは、自分たちの言論界の特権を守りたいからでしょう。
古田 
均衡を保って、ウィン・ウィンの関係をつくることが、自分たちの仕事だと思っている。
そんなことは、もう世界に通用しません。
藤井 
現実的にあり得ようもない。
トランプが戦っていることの一つにPC(ポリティカル・コレクトネス)があります。
クリスチャンも「メリークリスマス」も言えないなんておかしいじゃないかと抵抗している。
言葉狩り以上に思想狩りの側面が強い。
いわばマジョリティに対するヘイト行為ですよ。
古田 
「反知性主義」という大衆に対する悪罵が典型的なそれでしたね。
結局、進歩史観の崩壊を広く知らせないとダメです。 
歴史の中に人間のためのオートマチック・システムなんて存在しない。
世界の中に絶対的な価値がないことを伝える。
そうすれば、彼らのような均衡論、ひいては文系の理論はあらかた崩壊します。
藤井 
チャイナもコリアも本質は変化していない。
古田 
変わりませんよ。
進歩史観を放棄しないと、彼らの言動は永遠に理解不能です。
藤井 
古田さんの言う「古代脳」のままだ(笑)。
古田 
放棄しなければなりませんが、そうなったらなったで、別の因果ストーリが始まるでしょう。
時代は変化している。 
その変化のコマをうまくかんで「先見」しないと、学者も乗り遅れて大変です。
この稿続く。

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