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朝日はもはや偏執狂の域…安倍総理に敵意剥き出し…恐ろしいテレビの印象操作…朝日が“隠した一文”

2024年05月23日 14時12分48秒 | 全般

2018/04/20
以下は先日発売された月刊誌HANADAセレクションに掲載された須田慎一郎 東島衣里 阿比留瑠比 小川榮太郎 門田隆将 花田紀凱の各氏による対談特集からである。
朝日はもはや偏執狂の域
安倍総理に敵意剥き出し
東島 
ニッポン放送、「須田慎一郎のニュースアウトサイダー」公開収録。
本日は「メディアの印象操作と偏向報道」をテーマにディスカッションしたいと思います。
須田 
まず、最近のメディアの動きで気になるのは、いわゆる「リベラル系新聞」による、過剰とも思えるような「安倍バッシング」。
批判すべき具体的な事柄、テーマや言動があれば、遠慮することなく政府を厳しく追及すべきでしょうが、いまメディアがやっているのは「批判のための批判」のように思える。
そのあたりについて皆さん、どうお考えですか。
阿比留 
「安倍バッシング」といいますか「安倍叩き」といいますか、そういうことが行われていることは最近、世間でもよく知られるようになってきました。
でも、実は十年前の第一次安倍政権の時もそうだったんです。 
当時は政権が始まるや否や、「安倍叩き」が始まり、第一次安倍内閣が発足した翌日の朝日新聞の見出しは「学級会内閣」でした。
新しくできた内閣をいきなり「学級会」と茶化す見出しをつけたんです。
以降、延々と安倍批判をやってきて、いまに至る。
須田 
どうしてそんなに安倍さんが憎いのでしょうか。
阿比留 
これには長いいきさつがあります。
小泉訪朝が行われたのは2002年9月ですが、翌年1月26日に、当時小泉内閣で官房副長官だった安倍さんが講演でこう話しました。 
「朝日新聞の元日の社説には『原則論を言うだけじゃなくて、落としどころを考えろ』との論調があった。こういう論調が交渉の障害になっている」 

2003年1月1日の〈「千と千尋」の精神で 年の初めに考える〉と題する社説を読んでみると、こう書いてあります。 
〈拉致の被害者たちに寄せる同情や北朝鮮への怒りがあふれたのは自然として、そうした感情をあおるばかりの報道が毎日繰り返される〉〈(拉致問題という)同胞の悲劇に対してこれほど豊かに同情を寄せることができるのに、虐げられる北朝鮮民衆への思いは乏しい〉〈厳しい国際環境はしっかりと見据える。同時に、複眼的な冷静さと柔軟さを忘れない。危機の年にあたり、私たちが心すべきことはそれである〉 

安倍さんの指摘は「論評」ですし、何も言っていないに等しい社説ですから、批判されても仕方がないような内容です。 
ところが、朝日新聞は安倍さんの講演翌日の27日に、〈安倍さん、よく読んで 社説批判〉と題し、社説で名指しの批判を展開したのです。
内容も、〈安倍氏にはまず、社説をきちんとお読みになったのか、と問いたい〉〈さて、安倍氏はこの社説もまた「交渉の障害」になるというのだろうか〉などと敵意剥き出し。 
そんな安倍さんが総理になったものだから、朝日新聞は第一次政権の時には「安倍叩き」どころか「安倍潰し」に走った。
第一次安倍政権は朝日の思惑どおり、短命に終わりましたが、安倍さんは復活した。
もちろん、朝日の言うことも聞かない。 
朝日は第二次政権になってからも安倍叩きに奔走していますが、安倍政権はむしろ長期政権になってしまった。
朝日としては悔しくて仕方ないのでしょう。
朝日新聞は、もはや「安倍憎し」をこじらせた偏執狂の域に達しつつあります。

恐ろしいテレビの印象操作
須田 
東島は朝のラジオニュース番組をやっているよね。
毎週金曜から月曜まで。
その感触として、森友・加計問題には安倍総理が関与したと思ってるんじゃない?
東島 
う―ん……。
断言するのは難しいのですが、一夜明けて「ニュースがこんなに変わるんだ」つてことは、全紙を読むなかで毎日体感していたんですよ。
だからどこを判断基準にしていけばいいのかは、こちらもそうだし、リスナーのほうも迷っておられたのではないかと思います。
須田 
世の中の大半の人たちは、あれだけ毎日報道されていたら、総理が関与していたと受け止めますよね。
花田 
『月刊HanadaJの三月号で、元官房副長官の萩生田光一議員がこんな話をされています。
二〇一七年十月末の衆院選の際、地元で街頭演説をしていたところ、「加計問題を説明しろ!」というヤジが飛んだ。 
萩生田さんは安倍総理、加計学園理事長の加計孝太郎さんと一緒にバーベキューを楽しんだ際の写真が問題視され、加計学園問題への関与が指摘されていたのです。
実際には全く関与はなかったのですが、新聞だけでなく、もちろんテレビでも「萩生田文書」なるものが取り沙汰されていたので、こんなヤジがとんだのでしょう。
萩生田さんは演説後、わざわざヤジを飛ばした人のところまで行き、「何を説明したらいいんですか。分からない点を教えてください。なんでも説明します」と言ったという。
するとその人は、「『何か』なんて俺は知らない。でもあんたは何か悪いことをしたんだろう、テレビで観たぞ」と言っていたと。

朝日が“隠した一文”
門田 
大量報道をやられると、知らず知らずのうちに世論が一方向に持っていかれてしまう。
一つの話題に報道が集中し始めたら、視聴者、購読者としては一度頭をリセットして、先入観を捨てて報道を振り返ってみたほうがいい。
そうでないと、情報洪水の渦に巻き込まれて冷静な判断ができなくなります。
たとえば先ほども出た、五月十七日の「総理のご意向」文書報道。
朝日新聞が文書に影を付けて、〈「国家戦略特区諮問会議決定」という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか〉という部分を見せない形で報じた。
これがおかしいと、小川さんをはじめ多くの方々が指摘してきた。 
これを素直に読めば、実際には総理の指示がなかったけれど、特区での獣医学部新設に反対する文科省内を納得させるために「こうすれば総理の意向だったように見えるからやらざるを得ないだろう」という方便で説得しようとしたことは明らかです。
須田 
要は、獣医学部新設に反対していた文科省は、議論に負けて方針を受け入れざるを得なくなった。
それを文科省に持ち帰るときに、「なんて言い訳しようか」「どうすればみんな納得するだろうか」と考えて、「総理の意向があったと言えば、文科省内では問題にならないだろう」と考えたということですよね。
門田 
そうです。
ところが朝日新聞は、加計問題の疑惑を報じるなかで一度たりともこの部分を引用しなかった。
一度もですよ。
花田 
編集部が新聞記事検索データベース(ニフティ提供)で調べたところ、この一文が初めて朝日新聞の紙面に掲載されたのは、小川さんと飛鳥新社に対する提訴の記事です。
そこにはこうあります。 
〈小川氏は著書で、「総理のご意向」と記された文書に「『国家戦略特区諮問会議決定』という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか」との文言もあることを挙げ、「(総理の)指示がなかったからこそ『総理からの指示に見える』ような操作が必要だ―この文書はそう読める」と言及。朝日新聞がその箇所を隠して報道を続けたと主張している〉 
この記事で掲載されたのが最初で最後。
朝日新聞しか読んでいない読者は、この提訴の記事を読んでも意味が分からなかったんじゃないですか。
小川 
この部分は訴状の一番の醍醐味ですよね(笑)。
しかも朝日新聞は文書に影を落とす手法を、「新聞に広く見られる一般的手法」だと言っています。
六百字程度しかない文書なのだから、全文を公開すればいいんですよ。
阿比留
“スクープ文書”だというならなおさらですよね。
この稿続く


2024/5/22 in Kyoto

 

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