【ソウル=島谷英明】
韓国のサムスン電子は3日、次世代メモリーとして期待されるMRAM (磁気記録式メモリー)の技術を持つ米ベンチャー企業、グランディス社を買収したと発表した。買収金額は明らかにしていない。技術開発力の強化が狙いで、量産準備を加速する。
サムスンは買収によって、グランディス社の優位性が高いとされる「スピン注入書き込み型」と呼ばれる製造技術を取り込む。
MRAMはNAND型フラッシュメモリーやDRAMなどとの置き換えが期待される記憶用半導体。電源を切ってもデータを保存でき、高速でのデータ書き込みや電力消費が少ないという特徴がある。
韓国のサムスン電子は3日、次世代メモリーとして期待されるMRAM (磁気記録式メモリー)の技術を持つ米ベンチャー企業、グランディス社を買収したと発表した。買収金額は明らかにしていない。技術開発力の強化が狙いで、量産準備を加速する。
サムスンは買収によって、グランディス社の優位性が高いとされる「スピン注入書き込み型」と呼ばれる製造技術を取り込む。
MRAMはNAND型フラッシュメモリーやDRAMなどとの置き換えが期待される記憶用半導体。電源を切ってもデータを保存でき、高速でのデータ書き込みや電力消費が少ないという特徴がある。