数日前の夜、テレビ東京のWBSを観ていた時の事である。
小野寺五典議員が生出演していた。
私は、彼に、これっぽちも悪印象を持っていなかった。
それどころか私の故郷である宮城県で、立憲民主党等の野党に対して必勝、否、大勝する自民党の議員として期待していた。
しかし、以下の場面に遭遇した私は、我が耳を、わが目を疑った。
司会者の佐々木明子が、「非核三原則の見直し、米国の核共有等の議論がでていますが。どう思われますか」と、小野寺に質問した。
小野寺の答えに、私は呆れ果てて絶句した。
「全てはロシアのせいなんですよ。それで、そんな議論が起きて来ているんですよ。だからこそロシアには、止めてほしい。」
幼稚園児が喋っているのかと。
彼が所属している岸田派の議員達は、皆、彼と同等なのだろうな。
立憲民主党、共産党等の野党の愚劣さと何ら変わらない愚劣さを、突然、開陳した彼＝岸田派に、私は呆れ果てて、開いた口も塞がらなかった。
このことについて論文を書こうと思っていたのだが、櫻井よしこさんが3/3発売の週刊新潮の連載コラムと、今日の産経新聞の定期連載コラムに、その事について、正鵠を射た、真の国士としての「国論」を書いている。
次章にて紹介する。
