こんばんは。
主将の古田です。
こんにちは。
昨日は近医水でしたね。
疲れたまりすぎで、へろへろふにゃふにゃですが、
醒めないうちに書いとかないとと思いながら書きます。
僕がキャプテンになってから、チーム全員で出る初めてのレースでした。
(あとは西医体と西コメだけですが)
一年生にとっては、初めてのレースになった人もいましたね。
去年こーすけさんからキャプテンを引き継いだときに、
近医水は総合二連覇中で、なんとしてでも連覇を止めてはいけない、
返還した優勝杯をもう一度チームに持って帰らないといけない、
と思っていました。
そして、自分自身としても2フリ、4フリ二連覇中だったので、
2はきついと思ってましたが、4はなんとしてでも取るぞと
思っていました。
それに、4フリはメリレの次でしたし、
ここで一発キャプテンが優勝してチームに勢いづけないと
とも思ってました。
(あとは、一週間前の関国で、
市大のイケメンスイマーに2秒つけられて負けて、
大西やら黒内やらに、また負けるんやろと
いびられていたので、お前ら見たかぼけ、と
言うためにもがんばるしかと)
まあ、結果は僕が勝たなくても、
初っ端の女子メリレが優勝してくれて、
チームに勢いづいたので、良かったです。
今年はいつも以上に、チームのために勝つ、
という意識が強く、体調も優れず、
泳ぎもあまりよくない中でも、
気持ちでは負けるものかと食らいつきました。
4フリは結局ラストで差して、一週間前から3秒タイムを上げて、
なんとか優勝できました。
毎年、この一週間でタイムが2.3秒は上がるのですが、
それはやっぱりチームのために勝ちたい、
勝たなければいけない、という思いが
いつも以上に強い大会だからだと思います。
特に今年はキャプテンとして、時には周りに厳しい指導をしたり、
メニューを作ったりしながら、自分も練習しています。
その中で、自分が結果を出さなければ、
きっと僕の言うことを聞いてくれる人は少なくなりますし、
ついてきてくれる人も少なくなります。
それは一種のプレッシャーであり、
また僕にしかない特権でもあると思っています。
一週間前の関国でタイムが出ず、落ち込んで、
水泳に対するモチベーションが下がった時に、
自分がメンタルトレーニングをしていた時期に読んでいた
イアンソープの本をもう一度見直しました。
その中に
「レースは楽しまなければ損」
という言葉がありました。
その日、その種目、そのメンバーで行われるレースはまたとないものなのだから、
緊張で押しつぶされたりして、自分のレースができないのはもったいない。
せっかくのレース、楽しまなければ損だというものです。
それをもう一度読んだ時に、
自分がキャプテンという立場で、チームの優勝がかかっていて、
いつも練習についてきてるくれる部員がいる、
いつも練習を支えてくれるマネージャーがいる、
いつも応援してくれるOB、OGさん方がいる、
そして、いつも切磋琢磨しているライバルがいる。
この状況は楽しみ以外の何物でもない、と思いました。
プレッシャーは悪く捉えればマイナスになりますし、
また、自分への注目度合だとプラスに捉えれば、
エネルギーにもなります。
今回の近医水ではそのエネルギーが、いつも以上にありました。
調子の悪い時もいい時も、
何か一つ次に繋がるものが得られたら良いと思っています。
今回、僕自身のタイム自体はあまりよくありませんでしたが、
得られたものは非常にたくさんあったと思います。
なにより、モチベが上がったことが大きいです。
西医体のスタートリストを見て、
2フリ、4フリの決勝ラインが2年前の優勝タイムくらいだと
思ったときに、
とりあえず決勝に残れればいいかな
と思っていた気持ちが、しっかり分析した今は、
メダルを取る
という意識に変わりました。
あと1カ月で西医体、西コメです。
僕自身、フリーミドルロングは最後の年です。
最後に大きな花を咲かせて、水泳部に痕跡を残します。
これから、また苦しい練習も再開していきます。
テストもあります。
あと1カ月。
長いと捉えるか、短いと捉えるかは人それぞれですが、
まだまだ伸ばしていく時間はあります。
ここからさらに上げて、西医体西コメでやってやりましょう。
でないと、高い金払って遠征行ってる意味がなくなります。
せっかく、普段泳がないような所にわざわざ乗り込んで、
レースするのですから、
楽しまないと損、です。
また、明日から頑張っていきましょう！！
最後になりましたが、
お忙しい中、お越し頂きましたOB、OGの方々、
メッセージや差し入れをくださった方々、
本当にありがとうございました！
あと少し、宜しくお願い致します。