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愛知県の洋館①

2020-08-20 05:37:52 | 洋館まとめ

愛知県の洋館①


東京盲学校車寄(登録有形文化財)

愛知県犬山市内山(明治村)

明治13年、築地に私立の訓盲院が作られ、本格的な障害者教育が開始された。その後国立となり、一時は盲唖学校として障害者の一元的教育を目指した時期もあったが、明治41年(1908)盲唖分離を目的として小石川雑司ヶ谷町に東京盲学校が建設されることになり、同43年6月本館が完成した。

本館は木造二階建、間口62mにも及ぶ大建築で、板張の壁面に柱、桁、胴差等の垂直材・水平材と筋違い等の斜材を浮き出して装飾とするハーフティンバーと呼ばれる様式が使われたが、これは明治末期の学校建築の典型的なスタイルであった。明治村は、この本館が昭和42年(1967)取り壊される際、デザインの凝縮されたその車寄だけを移築保存し、日本庭園の一角に据えて「あずまや」とした。旧所在地 東京都文京区目白台  建設年代 明治43年(1910)

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東京盲学校車寄(登録有形文化財)

 


鉄道局新橋工場(登録文化財)

愛知県犬山市内山(明治村)

鉄造平屋建,越屋根付き切妻屋根を銅板葺とする。妻には半円のファンライトを飾り,半円アーチの扉口に両開き戸を吊り込む。鋳鉄柱,キングポストトラスの小屋組材,鉄製下見板,サッシ類の鉄材は全て国産で,当時の工業技術を示す貴重な遺構である。

旧所在地 東京都品川区大井町  建設年代 明治22年(1889)

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鉄道局新橋工場(登録文化財)

 


札幌電話交換局(重要文化財)

愛知県犬山市内山(明治村)

札幌電話交換局舍は明治三十一年竣工、その後四十三年増築され 札幌中央郵便局として使用されていたが、新中央郵便局の落成により民間に払い下げられ、昭和三十七年明治村に寄贈された。再建は明治三十一年建立当初の規模で復原され、昭和四十年完成した。石造建築としてすぐれた意匠になり、北海道における明治洋風建築の先駆的価値が高い。

旧所在地:札幌市大通 建設年代:明治31年(1898)

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札幌電話交換局(重要文化財)

 


高田小熊写真館(登録有形文化財)

愛知県犬山市内山(明治村)

木造2階建,切妻造,鉄板葺屋根の北面に大きくガラス屋根を設けるのは,スタジオの採光である。外壁は柱形を見せる下見板張で,簡素な上げ下げ窓を開く。玄関部分は大正期の増築で,ショウウィンドウの腰を石貼とし,幾何学意匠のパラペット飾りを冠する。

旧所在地:新潟県上越市本町  建設年代:明治41年(1908)頃

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高田小熊写真館(登録有形文化財)

 


帝国ホテル中央玄関(登録有形文化財)

愛知県犬山市内山(明治村)

F.L.ライト設計。車寄,ホワイエと両側のラウンジ,ロビーを保存。水平性の強調,床高の微妙な変化や,彫刻した大谷石,スクラッチ煉瓦,透かしテラコッタによる幾何学装飾など,ライトの設計手法を良く表す。移築時に主構造をSRC造と鉄骨造に改めた。

旧所在地:東京都千代田区内幸町  建設年代:大正12年(1923)

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帝国ホテル中央玄関(登録有形文化財)


愛知県の洋館②

愛知県の洋館③

愛知県の洋館④

愛知県の洋館⑤

愛知県の洋館⑥

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