2021年10月19日 岐阜県
上有知湊(川湊灯台)
上有知湊(こうずちみなと)
江戸時代に物資運送の玄関口として湊が築かれました。江戸時代から明治時代までこの地方の物流と交通の中心として栄えた場所です。高さ9メートルの灯台は今も夜に灯りが入り、昔の姿をとどめています。
県指定史跡 上有知湊跡
慶長 六年(一六〇一)金森長近が領主となり小倉山城 を築き、城下町 上有知 をつくりました。
その繁栄策として、ここに上有知川湊を開き、番船 四十艘を置き物資交流の要地としました。
その後、江戸時代は美濃国 四大川湊の一つとして明治末年電車が開通するまで水運 の要点でした。
この住吉灯台 は水の守護神 、住吉神社 の献灯を兼ねて江戸末期 の建てられ夜毎川面を照らしていました。
川湊 の灯台 として現存する全国的にも珍しい貴重な建造物であります。
美濃市教育委員会
cosmophantom
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます