2015年12月13日 長崎県
平戸オランダ商会2015
長崎県平戸市大久保町
平戸オランダ商館は、1609年に設立された東アジアにおける貿易拠点で、江戸時代初期の日本の対外政策を考える上で重要な存在でした。平戸では比較的自由な活動ができたため、商取引や日常生活で様々な交流が行われていました。しかし、進展する鎖国政策により、1641年に長崎出島への移転が命じられ、約33年の平戸時代は終焉を迎えます。復元された建物は、1639年に完成した巨大な石造倉庫であり、日本ではじめての洋風建造物です。屋根などは、一部日本建築の要素も感じられますが、約2万個もの砂岩切石や48cm角の大きさの柱などが使用され、外観や構造はオランダの建物に酷似しています。 ながさき旅ネット
▲平戸大橋
▲ 平戸城
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