大阪府の洋館③
旧大阪市中央消防署今橋出張所(今橋ビルヂング)
大阪府大阪市中央区今橋
路に北面して建つ間口6mのRC造3階建である。タイル貼の外壁で,1階はもと消防車庫で,正面に上部櫛形の開口部の構えを残す。2階と3階の窓は大きくチューダーアーチ形で枠取り,2階にバルコニーを付ける。小規模ながら意欲的な意匠を見せる。現アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ
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大阪倶楽部(登録有形文化財)
大阪府大阪市中央区今橋
開口部の小さい,壁を意識させる造形が特徴的。細部装飾にはインドやイスラムの影響が見られる。関西に多くの作品を残した安井武雄の片岡事務所時代の作品で,施工は大林組。プロポーションへの意識,装飾の取り扱いなど近代建築の黎明期の作品といえる。
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日本銀行大阪支店
大阪府大阪市北区中之島
大阪市役所の向かい、御堂筋に面して建つ日本銀行 大阪支店は、1903(明治36)年にベルギー国立銀行をモデルに建設されたといわれている。ネオ・ルネッサンス様式を取り入れた外観にドーム屋根が目を引く。設計は東京駅舎や大阪市中央公会堂を手掛けた明治建築界の第一人者である辰野金吾らによるもの
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大阪市中央公会堂(重要文化財)
大阪府大阪市北区中之島
構造は鉄骨煉瓦造,三階建,地下一階である。一,二階の吹き抜けの大集会室,三階の中集会室,特別室,小集会室などを中心に各室が配されている。
大阪市中央公会堂は,ネオ・ルネッサンスを基調にバロック的な躍動感を加味した意匠で,我が国における様式建築の習熟の過程をよく示している。我が国の煉瓦を主体とした建築の到達点をかざる建築のひとつといえ,高い価値がある。
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大阪府立中之島図書館
大阪府大阪市北区中之島
明治37年(1904)、江戸時代から大阪を本拠地として事業を続けてきた住友家の第15代住友吉左衞門友純(ともいと)が図書館建物と図書購入資金を寄贈したことによって建設された図書館。当初は「大阪図書館」という名称だったが、後に「大阪府立中之島図書館」に改名。大正11年(1922)には、左右両翼部分も寄贈で増築(国の重要文化財)。石造り三層、銅葺きのドームがそびえる重厚な建物で、建築を担当したのは、住友臨時建築部の建築家・野口孫市と日高胖。
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中央眼科医院(登録有形文化財)
大阪府富田林市富田林町
同医院は、大正13年に国分銀行の本店として建築され、その後、三和銀行の支店となり、昭和50年に現在の診療所兼居宅となり、現在に至っています。
その建物は、東面と南面を道路に接する角地に建つ鉄筋コンクリート造3階建てで、東南の隅を斜めに欠き、そこにポーチ(玄関)を設けています。さらに、1階の壁面には大型の半円アーチ窓を連ね、3階部分には、半円すいの窓台付の上げ下げ窓を配置した富田林で最初の鉄筋コンクリート建築です。
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中央眼科医院(登録有形文化財)
2024年2月 中央眼科医院(登録有形文化財)
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