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中尊寺(世界遺産)~岩手県西磐井郡平泉町

2016-05-05 05:46:05 | 神社・仏閣・教会

2016年4月11日 岩手県

中尊寺 世界遺産

岩手県西磐井郡平泉町

中尊寺は山号を関山といいます。17院により構成される天台宗の一山寺院です。嘉祥3年(850年)に慈覚大師円仁によって開山されたと伝えられます。その後、奥州藤原氏の初代清衡が、本拠地を江刺豊田館から平泉に移し、長治2年(1105年)に造営に着手しました。初めに、多宝寺が建てられ、次いで大長寿院(二階大堂)が完成したと伝えられます。大長寿院は、高さ15メートルという大きな建物でした。その中には、高さ約9メートルの金色阿弥陀如来像が、本尊として安置されていました。平泉に侵攻した源頼朝は、大長寿院を見て驚き、それを模して鎌倉に永福寺を建てたそうです。このように、清衡は次々に大伽藍を建立し、天治元年(1124年)には金色堂を完成させました。全盛期には、40にも及ぶお堂や塔などがあったといわれています。
国宝の金色堂は、七宝珠玉が贅沢に使われており、他に類を見ない独自のものです。また、須弥壇の中には初代清衡、二代基衡、三代秀衡のご遺体と四代泰衡の首級が納められています。

 

月見坂を登って本堂・金色堂へ
 

▼弁慶堂

 

  

▲地蔵堂

▲薬師堂
  

 ▲観音堂
 

▲本坊表門

江戸初期の建築と推定される。中尊寺伝によると、もと、伊達兵部宗勝邸の旧門で、万治2年(1659)に現在地に移築されたという。その軸部及び妻飾部には桃山時代の影響がみられる。装飾は堅実であり、薬医門としてこの地方での古い貴重な遺構である。 いわての文化情報大辞典
 

 ▼本堂

中尊寺の中心となる堂塔のひとつで、年間を通じて多くの法要・儀式、そして様々な行事が行われています。現在の本堂は明治42年に再建されたもので、本尊の釈迦如来坐像は丈六仏という一丈六尺の大きな仏様です。初代清衡公が中尊寺造営の折「丈六皆金色の釈迦如来」を中尊寺のご本尊様に安置したことにならい、平成25年、現在の仏様を建立・安置いたしました。 中尊寺ホームページより

     

  

▲不動堂

▲峯薬師堂

▲大日堂

▲鐘楼 

 ▲金色堂

世界文化遺産、国宝第1号。方三間の阿弥陀堂で内外を黒漆で塗り、その上に金箔で押したため、金色堂とよばれている。内部の長押、柱、須弥壇には金蒔絵、極彩色が施され、要所は宝相華文を透し彫りにした金具で装飾されている。 じゃらん
 

 パンフレットより
 

 

 ▼中尊寺経蔵 重要文化財

金色堂の近くにある。国宝の一切経を納めていた建物で、一部平安時代の古材が使用されているが、建築年代は鎌倉末期と推定されている。内部には国宝の螺鈿八角須弥壇(実物は讃衡蔵へ移動) が置かれ、壇上には獅子に乗った文殊菩薩像と従者4体からなる文殊五尊像(重文)を安置していた。

   

▼金色堂旧覆堂 重要文化財 

1962年、金色堂の解体修理工事が始まるまでの約500年間、金色堂を風雨から守ってきた堂で、1964年に100メートルほど北西の現在地に移築された。建築年代は室町時代中頃と推定される。

▲釋迦堂

▲弁財天堂

突然の雪!!
 

 

 ※ 突然の雪のため重要文化財の能舞台を見そびれてしまった。残念!

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