2015年2月8日 沖縄県
中城城(なかぐすくじょう)跡 100名城 世界遺産
沖縄県中頭郡北中城村・中城村
中城城は、北中城村から中城村にわたる標高167メートルの高台に、東北から南西にほぼ一直線につらなる6つの城郭からなる城で、琉球王国時代に築城家として知られる護佐丸が、勝連半島で勢力を伸ばしていた阿麻和利に対する備えとして、読谷の座喜味城から移されて築いた城だといわれています。自然の地形を巧みに利用した美しい曲線の城壁に囲まれ、一の郭と二の郭は「布積」、三の郭と西北側の郭は「あいかた積」と呼ばれる手法で築かれており、その築城技術は高く評価されています。当時の琉球は、沖縄本島南部の佐敷から興った第一尚氏によって、国家が統一されていく過程にあり、その最終段階でこの城が果した役割は大きいものがありました。護佐丸の滅亡後、この城がどのような使われ方をしたのかについては定かではありませんが、第二尚氏になると中城の領地が王の直轄領となっていたことからすると、中城城は王子の居城としてしばらく使われていた可能性も高いといわれています。平成12年12月、中城城跡を含む「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が国内11番目の世界遺産として登録されました。 北中城村ホームページより
▲ 裏門
▲ 三の廓(かく)
▲ 沖縄の石垣は角がなく丸くなっている。
▲ 大井戸(番所井戸)
▼ 二の廓(かく)
▲ 拝所「シライ富(とみ)の御(お)イベ:沖縄特有の信仰
▼一の廓(かく)
▲拝所「中森(なかもり)の御(お)ベイ)・通称「春替御嶽(ちげーうたき)」
▼ 南の郭
▲拝所「雨乞イノ御嶽」
▲ 沖縄は珊瑚礁が隆起してできた島。そのことがよくわかる岩
▲拝所「小城(クーグスクの御(お)イベ」 通称「久高遥拝所(くだかうとぅし)」 久高島は琉球神話の聖地
▲拝所「御富蔵火神(うとぅくらひぬかん) 通称「首里遥拝所(しゅりうとぅし」
本土の城壁によく見かける「狭間」のようなもの?
▼ 正門
2015-02-15 06:56:03
cosmophantom
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