街道ウォーク<旧東海道<府中宿(静岡駅)~金谷宿(金谷駅)
2011年6月5日 7回目
田中藩領傍示石蹟
瀬戸新屋村は田中藩領と掛川藩領が入り組む特異な村で、藩境に境界を示す榜示石を立てた。この榜示石は一丈余(約3M)の石柱で、「従是東田中領」と書かれていた。これと対になるのが市内鬼島の「従是西田中領」で、美濃国岩村藩領横内村との境界の法の川の所に立てられていたが、今は西益津中学校に移されている。膀示石は、田中城主本多正意が家臣の書家、藪崎彦八郎に命じて書かせたもので、その書の見事さは旅の文人を驚かせたという。上青島にも榜示石があった。 平成十年五月 青島史跡保存会
cosmophantom
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます