これは迷蛾といわれるヒメアケビコノハの♂である。
開張90mmもある。
♀とは前翅の模様がかなり違っていて、こちらは木の葉によく似ている。
後翅は♂も♀もほとんど同じ模様である。
夜間ストロボを使って撮影すると生きている個体は赤目になって写ってしまうことがある。
(撮影:天狗高原 2007.10.10)
開張90mmもある。
♀とは前翅の模様がかなり違っていて、こちらは木の葉によく似ている。
後翅は♂も♀もほとんど同じ模様である。
夜間ストロボを使って撮影すると生きている個体は赤目になって写ってしまうことがある。
(撮影:天狗高原 2007.10.10)
東北ではムラサキシタバが少なくなって、なかなか見ることができなくなりました。なんとかメスをつかまえて強制採卵を試みようとしているのですが、かんじんのメスが採れません。十年くらいまえは、けっこう見られていたのですが、その当時は見つけると標本にすることしか考えず、今思うと残念です。
ときどき南方系の迷蛾が見られますが、今年は出会っていません。宮城蔵王でもムーアキシタバとか見つけたことがありますが、最近はさっぱりです。これからも美しい写真をたくさん見せてください。こちらでは、ムラサキミツボシキリガが珍品で
毎年1頭か2頭採れれば大感激です。そちらにたくさん採れるなんて夢のような話です。秋のキリガのシーズンになりますので、私も頑張ろうと思っています。
コメントありがとうございます。
ムラサキシタバは四国でも相当珍しいです。
今年もと狙っていましたがついに出会えませんでした。
本州中部地方では結構見つかるようで羨ましいです。
東北地方は少ないんですね。
ムーアキシタクチバは高知県ではごく普通種です。
斑紋の変異もあってなかなかいい蛾ですよね。
ムラサキミツボシキリガはいるポイントに行けばいやになるくらいたくさん見られます。
近くならぜひおさそいしたいくらいです。
東北地方では珍しいようですね。
東北地方といえば今年9月15日と16日に所用ついでに初めて秋田県に行って採集を試みる予定でした。
しかし、連日の大雨でそれどころではありませんでした。
私にとって東北地方は未体験で憧れです。
そちらの蛾の情報など、よかったらこれから時々教えてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
ムラサキミツボシキリガは、食草がまだ分かっていないと思うのですが、そちらで多産している場所に多い樹木が何なのか興味がわきました。もしかしたら、食樹解明が出来るかもしれませんね。こっちでは持っているだけで自慢できる珍品ですから
食樹まではとうてい調べがつかないでいます。
カトカラから始めた私の蛾採集もヤガの中で比較的分かりやすいキンウワバのグループやシャチホコ、ヨトウなどと対象が広がってきています。このところ、ライトトラップをする元気もなくなり、壁に止まったのを見つけ採りをするのがメインになりつつあります。ヒメアケビコノハもいいですね。私はまだ採集したことがありませんが、とにかく精力的に採集されているようで、どの蛾のページも迫力満点で刺激を受けました。
私見では四国ではムラサキミツボシとタカオキリガの分布が重なっているようです。
これらが見つかる場所はタカオキリガ食草のモミなどが混じる深山の落葉広葉樹林地帯です。
ムラサキミツボシの多い場所はモミが多いので、何となく気になります。
私は幼虫の飼育はほとんどしないし、モミも自宅周辺にはないですが成虫がいれば採卵はできそうなので、いろいろな樹木で試してみる価値はありますね。
仙台市内でもモミがたくさんある場所があります。そこでムラサキが採れれば、nabeさんの話が裏付けられるわけで、面白いですね。ムラサキ…は越冬しないようなので、今年の秋に産卵するのだと考えられます。宮城ではムラサキ…は11月初めが最盛期なので、まだまだこれからチャンスはあるので、こっちでも頑張りたいです。では、また。