高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

コマツヨイグサ

2007年08月28日 10時49分53秒 | Weblog
北米から入ってきた帰化植物コマツヨイグサ(小待宵草)。高知県では1970年頃より多く見かけるようになってきた。海岸や河原に多いが他の至る所でごく普通に生えているが夜間だけ花が咲くので目立たない。
夕方7時過ぎに見たときは全く咲いていなかったが、9時頃気がつくとライトトラップの明かりの下で開花していた。どうも明るさではなくアサガオのように体内時間で判断して咲くようだ。
どうして夜間咲くのか?
昼間咲いても花粉を媒介してくれるライバル昆虫が多いので、夜間咲いて昆虫を独占するのではと考えられる。この昆虫は蛾のベニスズメやモモスズメなどがあげられる。
昼間は花がしぼんでいるので、私のようなライトトラップをする変わり者だけがこの花をじっくり鑑賞する恩恵を受けられるのだと勝手にほくそ笑んでいる。
(撮影:越知町2007.8.18)

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