高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

モンキキリガ 本州中部編7

2009年11月01日 09時10分15秒 | Weblog
モンキキリガは同属のキイロキリガに似ているが頭部周辺が薄黄色であることで区別できる。
また、オオモンキキリガにも似ているが、モンキは前翅中央の紋が丸く、中が白いことなどで区別できる。

これら3種は四国にはいないため違いについては全く勉強不足であった。
飛来した一部しか採集しなかったためモンキキリガやオオモンキキリガに気づかず見逃してしまった可能性が大きかったことが悔やまれる。

モンキキリガは日本では北海道と本州中部以北に分布しているので、こちらも東日本の蛾といえるだろう。
幼虫はヤナギ類やポプラを食べる。

キイロキリガは多いがモンキキリガは少ない。
斑紋にはかなり個体変異がある。
この個体は蛾LOVEさんに同定していただいたものである。

(撮影:長野県松本市 2009.10.13)

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