12月1日
リセッション=景気の後退
月次祭、本日は2名の参列のもと、厳粛に行いました。
直会では、認知症の話や文化財盗難・寺社の大木への悪質な行為の話などを、お互いに感想をのべながらの話しとなりました。
そこのダイエット中の方!、無理に栄養を摂らないと認知症になりやすいんですって!気を付けてくださいね!
文化財盗難について、
「文化財」に指定されなければ・・・所在地や内容が公開されなければ・・・しかし、最近は情報発信のメリットさを利用して各県の神社庁によっては県内神社の所在地や地図等の情報を公開しています。盗難目的の人たちには文化財情報とともに大変便利な情報提供となっているはずです。
文化財保護法35条では、管理のための補助金を出す規定がありますが全額ではないので、管理者に負担が強いられます。
そうです。文化財に指定されることには、メリットもデメリットもあります。管理に制約も困難も派生します。
特に御神体(神さまの依り代)の文化財指定には最に大に慎重が期されます。
神社本庁では、戦前の制度を踏襲して「御霊代拝観に関する件」「重ねて御霊代拝観に関する件」の通達をだして、御神体をむやみに拝観させてはならないことと、神社の神聖尊厳保持の上からも最も戒めるべきこと、やむをえないで拝観させるときは、神社本庁統理の承認が必要であるとしています。
仮に文化財に指定されることがあっても、御神体として従前通り祀られているところもあります。その場合、神社はお寺と違い、礼拝の対象を人々に拝観させることはない(本殿は原則閉めています)にもかかわらず、文化庁から公開要請がある場合、拒否が難しくなっています。(文化財保護法48条)
最近は、文化財になっているなら、見せてもいいじゃないかという人もいます。文化財にならざるを得なくなっても基本は公開すべきではないし、御神体はただの物ではないんです。
神秘な存在を守りたいという人からすると、信仰の度合いが著しく違うことに困惑を覚えます。
天皇陛下の「大嘗祭」の秘儀にしろ、神宮の「心の御柱」にしろ、神秘なものであることを守り続けていることが大切なことではないでしょうか。
結局は、幼少の頃、悪いことしていたり、神棚や仏壇の前で悪ふざけしていたりすると、「罰があたるよ」と叱られてきたかどうか・・・・、というような話へとなりました。神職子弟もまたしかりです。
午後からは足場撤去作業となりました。
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