5月27日
ちゅーピークレド教室講座
今日は、皇室編と譲位(退位)、即位、大嘗祭編
ホットな話題を提供しました。
即位礼ってどんなことするの?
実は、即位礼は陛下が「高御座」にのぼられる
高御座とは、重要な儀式が行われるときの天皇の御座のことです。「高」はただ高いという意味ではなく「天」を意味し、天の御座の意となります。奈良時代以来、平安時代中期頃までは大極殿に常設され、即位、朝賀など大礼のあるごとに天皇が著御になられていました。
明治天皇の即位の際には唐風の玉座などが安政五年の大火で焼失しており間に合わず、清涼殿にある御帳台が使用されました。しかし、明治の際は、それまで長らく使用されていた唐風の御服を改め、和風の束帯姿となり、香炉も廃止し、陛下への奉幣が行なわれました。
現在の高御座は大正4年11月10日の大正天皇即位の際に「文安御位調度図」(応仁の乱以前)などを参考に新造されたものです。その構造は、三層の黒塗継壇の上に八角形の黒塗り屋形を据え、大鳳・小鳳、天蓋中央に一大鏡、周囲一面にも鏡を奉飾。東西北の三方に階段が設けられ、中央に御椅子が置かれています。
前回、高御座などは京都御所より、●●●で輸送されました(警備上秘密)。
高御座での陛下の御動座は、高御座の後ろから登壇され、侍従が剣璽を奉安の後、正面および左右の御帳を八の字にあげると、陛下は正笏されます。このとき殿上殿下の参列者は一斉に最敬礼。平成の即位礼では以前が階下で首相が寿詞と万歳三唱をしていたのが、階上となりました。
残念なことに、万歳旗の模様である鮎と酒甕(神武東征の際、天神地祇を祀り、厳瓫(いつへ)を造り丹生川上に沈め、魚が浮いたら此の国を平定できると占った)が消され、八咫烏(神武東征の道案内)、霊鵄(神武東征の際、弓の上にとまり敵に光を放ち退治)の旗がなくなってしまいました。
お知らせ
告知ー長年この「杉森神社の物語」をご愛読をいただき、本当にありがとうございます。実は、写真画像の容量オーバーが続いておりまして、過去の写真データを消しながら更新していましたが、御代替わりを吉き機会として、6月1日より「杉森神社の物語 令和編」に移行する予定です。引き続き御閲覧をいただきますようお願い申し上げます。
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祭典・行事予定
※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
6月 1日 午前10時 月次祭
6月30日 大祓