娘の相方が
生け簀のマダイ釣りに行ってきたらしい。なんでも釣れずにボウズに終わると、鯛を一匹お土産に持ち帰れるそうで、お一人様11,000のプレー代は立派な金額だ。ワシの計算では、鯛5匹がボーダーラインでそれ以上が儲けとなりそうだが、計算ずくなのは、楽しんで来ようとしている人にとっての原価計算は身も蓋もない。
▲▼釣果のマダイ4匹でテーブル上は賑やか
生け簀にはマダイを始め、ヒラメ・シマアジ・ハマチなどが入るらしいが、網の底に陣取るヒラメなどは狙うにも釣り針が先に網に引っ掛かるのが必然的で、釣れる可能性はゼロに等しい。元同僚に聞いた話では空気を吸いに上がってくる魚を
網で掬うのが一番確実に獲れると聞いたことがある。しかしこれは違反行為なので良識が看板の方はやめたほうが良さそうだ。
▲塩焼きはシンプルに旨い ▼お刺身は追加がどんどんやって来る
勝負釣果は4匹だったらしく勝ち負けは微妙なところだ。
塩焼きにするには頭を落として、胴体だけにしないと魚焼きコンロにはいらない。
お刺身はノーマルなものと、皮と身の間のゼラチン質を楽しめるように、皮を残しバーナーで炙った
松皮造りも混ぜて盛り付けると、新たにお刺身もドンドン追加される。
鯛の潮汁は水からアラを放り込んで塩だけで味を決める超シンプル調理。鯛の頭の
カブト煮は、酒・砂糖・醤油・水を同量で、沸騰してから放り込んで落し蓋で煮詰めると出来あがり。
▲潮汁は塩加減がすべて ▼カブト煮は酒・砂糖・醤油・水が同量
▼マダイは意外とスレンダー
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