安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
池田重子コレクション 日本のおしゃれ展
お友達からチケットを頂いて行ってきました。
池田重子さんのコレクションは以前から大好きで
書籍も何冊か持っています。
でも、展覧会の情報などは知らなかったので
実物を観るのはこれが初めてで、とても感動しました。
着物って、平面的で皆ほぼ同じ形なのに、
なんて奥が深いんでしょうと、改めて思いました。
どのコーティトも大胆で繊細で品良く、センスに溢れていました。
自然界と人間の四季折々の営みの、
美しいメッセージも込められています
また特に「粋」というのは、上品と下品の境目で
ぎりぎりの上品寄りを保っていて、ほんの少しのさじ加減で
下品に傾いてしまう、大変に精妙で
高尚なものだということが、ビジュアルで理解できます。
下の写真のポストカードもチケットと一緒に頂いたのですが、
実物を観ると、まさに「粋」なコーディネイトです。
モノトーンの縦縞と菊の柄の着物と帯に、帯揚げと帯留めだけが
菊の葉を現わしたグリーンです。
帯留めはとてもリアルに作られた菊の葉に
てんとう虫?がとまっています。
私も長年箪笥の肥やしとなっている着物たちを
引っ張り出して着たくなりました。
銀座マツヤで、後少しですが今月18日までです。
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