神田明神の造り

 

昨年からコロナのせいで、

神社仏閣に行くにも、一苦労。

今年、神田明神には、２月が初詣でした。

私が東京で一番好きな神社です。

参拝するとスカッとした気分になれます。

昔、母方の叔父がこの神田明神で結婚式を上げていて、

小さかった私も出席した時の

記憶がうっすら残っているんですよ。

 

2/20のTV番組”新美の巨人たち”では、

『神田明神』がテーマでした。

 

木造に見える本殿が、

コンクリートで造られているのをご存じですか。

 

なぜコンクリートで造られたのか、

大正時代の関東大震災で

神田明神は全焼してしまっているのですが、

その再建時に設計と建築に携わった

建築家の大江新太郎氏が

番組で紹介されていました。

 

大江新太郎氏は、日光東照宮の修復などで有名な建築家だそうです。

当時の時代は街づくりに、

コンクリートでモダンなビルが建てられ始めていたものの、

神社の本殿を木造風のコンクリートで造ろうと考えたことは、

困難が多かったと思います。

 

しかし、この時にコンクリートで建築したおかげで

その後の世界第２大戦時、

焼野原になった東京で、

神田明神は本殿が消失せずに残り、

戦後の復興に明神様が人々の希望となったのは言うまでもありません。

 

大江新太郎氏は本殿の飾りや内装の設計も細かく行っており、

今度、訪問した際には、

改めてじっくりと見てみたいと思っています。

 

神社仏閣へ行った時は、

縁起物を何か買って帰るのですが、

今回は、『あま酒ケーキ』を買ってきました。

バウンドケーキになっていて、

結構、日持ちもしますので、

お土産にしても喜ばれるのでないでしょうか。

ほんのり甘酒の味がしました。

 

桜咲く頃の神田明神です。

↓

2019年 神田明神