小学生の頃、仲良しのお友達4人と「交換日記」をやっていました。
今思うと、どういうきっかけで始めて、どういうきっかけでそれが終わったのか、
全然覚えていないのですが、
結構、長い間、交換日記は続いていたように覚えています。
デジタルな世の中になって、ブログ、ツィッター、Facebook、インスタ、
mixiなんかも前はやってたなーなんて、
時代はどんどん変わってきていますが、
時代を逆行するかのごとく、交換日記ならぬ、交換ノートを4年ぐらい前からやっています。
誰と?
と聞かれて、お友達って、言いたいところですが、
何と会社のOBや先輩・後輩の40代から80代で、総勢11人!
ノートに好きなことを書くという緩いルールで数か月に1回ぐらい、
ノートが回ってきて、4年です。
その間、1回だけ書いて抜けた人もいますし、
ノートが海を越え、昔懐かしい海外の現地責任者に回って、
飛び入りで書いてあったり。
私が社会人になって初めて配属されたのは、海外と取引をする部署。
昭和な時代の個性豊かなおじさまたちがそれはそれは沢山いる部署で、
現役を引退された今でも、いろーんなことに興味をもって、
充実された生活を送られています。
お孫さんとの日常生活、家庭菜園、ゴルフ生活、
絵描きの趣味、日本三大××巡りの旅をされている人、蝶々を追いかけて海外へ旅する人、
時事的な話はもちろん、近況を書いてくださることもありますし、
時には、むかーし、むかーしの今だから話せる話?!が書いてあることもある。
このノートのメンバー以外のOBの訃報が入ることもあり、
その時は、追悼文が書かれることもあります。
メンバーの中には、太陽光発電の事業を始めて社会貢献活動をされている80代OBもいらっしゃって、
60代、70代のOBなんて、まだまだと言われそうな勢い。
HighAgeな方々なので、ペースメーカーを入れられたり、
手術をされたり、良いことばかりじゃないのは当たり前、
でもエネルギーは衰えるどころか、現役当時よりパワーアップされているのではと思うぐらいです。
ノートは今3冊目が終わろうとしています。
人との交流はネットの方が断然便利です。
でも数か月に回ってくるのーんびりが良いペースなんです。
実は、1冊が終わったらノートを回すのを止めようかと思っていました。
でも年賀状には今年もノートが回ってくるのが楽しみだ、
早く回ってこないかと思っていると必ず書かれているので、
喜んでいただけることが私の喜びとばかりに、
まだまだ続けますよーと、返事をしています。
コロナ禍、人とは会えない1年でしたので、
特に皆さんこのノートを楽しみしてくださっていたようです。
最近は、年賀状を止めます、人付き合いも整理しますという人も多いですが、
いやいや、こういう時だからこそ、古くからの知り合いの繋がりを大事に
交流を活発にするのも、
人生楽しくて良いものだーと大先輩たちから学んでいます。
良ーく知っている人たちだからこそ、共有できる話もそれはそれは沢山あるのです。
こんなレトロ?なことをやっているのは自分たちぐらいかと思ったら、
新聞の投書欄に学生時代の友人たちとノート交換をしているというご年配女性の投書が掲載されていました。
おおおお、私たちと一緒!と思ったけれど、
会社OBと現役の混成でやっているのは、私たちだけじゃないかなんて思ってます(笑)
ノートの発起人兼管理人の私、
メンバーが楽しく長く続けられますようにと願っています。