ちぃクック×ちぃクック

心や体にとって優しく自然な食生活を目指す主婦のブログです。

妊婦の貧血

2013年12月08日 07時58分01秒 | 食品・健康
先日のちぃクックで出た話で、
「妊婦の貧血」について、少し書きます♪

妊婦は貧血になるリスクが高いといいます。

「貧血」というと、
立ちくらみやめまいを想像しますが
これらは「貧血の最終段階」なんだそうですよ。
そこに至るまでに、
「偏頭痛」「生理痛」「食欲不振」「爪がもろい」なども
貧血の症状なんだそう。
あと、肌のくすみ、目の下のクマとか。
これって、まさか自分が貧血気味とはあまり想像ができないかも。

「かくれ貧血は意外と多い」と言われるのもなんか納得しちゃいますね。

このような場合に妊娠すること、
栄養が一気に使われるようになることで重症化し、
気分が悪い日が続いたり、倒れちゃう人も出てくるわけですね。

人間の体は鉄分を貯蔵できるそうです。

だから、妊娠前から貯蔵鉄をしっかりためておいて、
急激な鉄分の減少を補うようにする必要があるのです。
(ちなみに、妊娠すると、この貯蔵鉄も減少します)

ここで注意したいのが、
「血液は鉄分だけで作られない」ということ。

たったひとつの栄養素だけで作られるわけがないですよね。
栄養はチームワーク!

ヘモグロビンの「ヘモ」とは鉄のことですが、
「グロビン」とはタンパク質のことです。
さらにビタミンやミネラルがあって血液が作られる。

普段から栄養素をバランスよく摂るのが、やはり鉄則ということ。

病院で貧血というと、だいたい処方されるのが「鉄剤」なわけですが、
私はいつもそれだけでいいの?と思います。

病院側も栄養指導をしてからの鉄剤処方ならいいんですけどね。

カルシウムやタンパク質とろうと牛乳の飲みすぎることは、
リンも沢山摂ることになり
血液中の鉄と結びつきリン酸鉄になり、鉄の吸収ができなくなります。
冷凍食品、カップラーメンはもちろんのこと麺類もリンが多いです。
日本人は練り製品を多く摂る傾向にありますが、これもリンが多い。

鉄の吸収率を上げるために、
ほうれん草などのビタミンCを多く含まれる食品を摂る事も大事。
でも、注意したいのが、野菜の栄養価の低下が問題となっている今、
調理法の工夫や、サプリメントで栄養を補っていくことが必要な時代であること。

ここら辺まで、病院が指導してくれて、
その上で鉄剤の処方が必要ならばすればいいことで。


毎日の必要な栄養をとるためには、
「栄養はチームワーク」
「現代人の食生活の問題点」

この2つはいつも頭に入れて、
食欲を満たすだけの食事ではなく、
人を良くするための食事をしていきたいですね。


そんな私は、先日の妊婦検診で体重増加傾向に注意と言われました…。
「2人分食べなくていいですからね」と看護師さんに(笑)。
体重増加に黄色信号が出ましたので、
またここいらでしっかり「食事」引き締めていこうと思いました!!


なんだか決意表明みたいな感じになってしまいましたが。

このブログで栄養のことを書いたり、
ちぃクックで栄養の話をすることは、
自分の生活をコントロールすることにも役立っています。

毎日の生活に追われ、こういう時間が少なくならないよう、
余裕のあるスケジューリングも心掛けたいです。