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岡田監督、思っていても言っちゃいけないこともあるんじゃ?

2007年08月18日 23時30分45秒 | 野球
勝利の女神も、ちょいと意地悪な演出をするもんだ。怒りの退場劇から24時間後。こんなことがあってもいい。鬼の形相だった岡田監督が、今度は笑いが止まらない。
 「こっち(一塁ベンチ)からもアウトかと思ったけど。(鳥谷が)ひじでタッチされて、ミットはさわってないと言うてたから」
 七回一死満塁。林の右翼への浅い飛球に、三塁走者・鳥谷がタッチアップ。広島・広瀬は本塁へダイレクト送球。タイミング的には誰が見ても…。しかし、追いタッチとなって、かいくぐるように鳥谷が左手でホームベースに触れた。
 渡田球審は「セーフ」の判定。ベンチを飛び出す広島・ブラウン監督が、前夜の自分とダブって見えたに違いない。試合を決定づける3点目。ベンチ内を映すテレビカメラには、「アウトやろ」と誤審を自ら認めながらも、ほくそ笑む指揮官の姿が映っていた。
 前夜の中日戦(京セラD)では、二塁封殺プレーをめぐり、退場宣告も無視して猛抗議。「審判辞めろ!!」とブチ切れ、審判を両手でど突いた。今季2度目の退場で、一夜明けて厳重戒告と制裁金10万円の処分を言い渡されたばかり。「審判がアウト、セーフいうたら、しょうがないやろ」とこの日の試合後は改心?
 前夜の敗戦後、コーチミーティングが開かれたが、「監督もしょうがないという感じだった」と球団関係者。判定は覆らないのは承知の上。それでも大事な一戦を台無しにするような“ミス”には黙っていられない。士気を下げないためにも、食い下がった。「選手も命かけてやっとるんや!!」。先頭に立って、この言葉をぶつけたかった。
 「昨日と2試合、悔しい負けがあったけど、きょう勝つと負けるでは違いがある。明日からは普通にいける」
 後味の悪さもすっきりとさせてくれる痛快さで、連敗も2でストップ。悪夢を一夜で払しょくした虎が、再びロードを走り始める。



岡田監督という人は、正直すぎるのではないだろうか?
自身が前日猛抗議の上、退場になっているのに、自分のチームに有利ならまるで評論家みたいなことを言う。
気持ちは理解できる。自チームが不利な誤審のときはチームの士気を鼓舞するためにも抗議が必要だろうし、そのとき判定が覆るとも思ってはおるまい。
しかし、自チームが有利な誤審のときには、何もとやかく言う必要はあるまい。まして誤審を認めるようなことを言えば、相手チームのファンの不興を買うのは間違いないのに。
何にしても誤審はなくさなければならない。ビデオ判定導入ってことも必要かもしれないが、試合時間の問題もあるだろう。
この際、抗議にもエンタテインメント性を持たせる意味で、チャレンジシステムを導入したらどうだろうか?
1試合1回まで抗議可能として、その抗議によってビデオ判定した結果、誤審であれば抗議権を更新できるようにすればいいのだ。もちろん、抗議はストライク・ボールでも何でもOKとしたらいい。
抗議する側は、絶対の自信があるとき以外はしないだろうし、審判も抗議が正しい限り何度でも抗議可になるのだからより注意するだろう。
プレーオフあたりから試験導入したら、盛り上がると思うけどなぁ。