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読売、無策のままついに自力優勝消滅!

2005年07月26日 23時34分33秒 | 野球
5位に低迷する巨人は、26日から後半戦を迎える。滝鼻卓雄オーナー(65)はチームの強化策導入を明言していたが、残り57試合も1、2軍コーチ陣の入れ替えなどテコ入れ策を行わないまま突入することになった。負ければ自力優勝が消滅する阪神戦を翌日に控えた25日は主力が参加しない自主練習とあり、堀内恒夫監督(57)は不在。チーム立て直しは掛け声倒れに終わるのか。
活路を見いだすには遅すぎたのか。滝鼻オーナーが予告していた強化プラン。歴史的な低迷に「人心一新といえば大げさだけど、何かしらのことはしたい」と早急な改革を断行する方針だった。しかし、5日間の球宴期間を終了した時点でもコーチ陣の入れ替えは行わず、従来と同じ体制で後半戦に臨むことになった。この日、両国国技館で行われた横綱審議委員会に出席した読売新聞グループ本社の内山斉社長(70)も「何か決まれば報告があるだろうが、何も聞いていない」と話すなど“現状維持”のままだった。
ファンへのアピールとしてチーム改革は必要だが、13ゲーム差からの浮上は現実的に厳しい。それだけに「早いうちにピシッとやる。設計図を決めてね」と同オーナーが話していたように、目先の強化より来季以降の本格的な改革に主眼を置いていると考えられる。
堀内監督はこの日、ジャイアンツ球場近くの中華料理店にコーチ陣を集めて会食。その席で「後半戦もこの陣容でいく」と説明した。しかし首位・阪神、2位・中日との6連戦を控えながら主力の参加しない「自主練習」で、指揮官もわずかに顔を出しただけ。残りのセ5球団監督が前日調整でゲキを飛ばす中、対照的な姿だった。
残り57試合、堀内巨人の苦難はまだまだ続きそうだ。

巨人の堀内恒夫監督は後半戦スタートの26日、東京・大手町の読売新聞東京本社に滝鼻卓雄オーナーらを訪ね、5位に低迷している前半戦の報告を行った。堀内監督は「前半戦の報告? 当たり前じゃないか。それしかないだろ」と語っただけだったが、苦戦を強いられるチームの現状を報告したようだ。
滝鼻オーナーは東京都内で取材に応じ、会談の内容について「どこに問題があり、なぜこうなったかの説明を受けた。もっと真剣味のあるプレーとフレッシュなプレーをお願いした」と話し、若手の積極起用などを求めたという。

読売の監督・コーチ人事は「大山鳴動して鼠一匹」も出ずといったところ。 これだけ明確に「ダメ」が出た現スタッフに残りシーズンを任せることはまさに不作為犯罪と言っても過言ではあるまい。
それにしても面白いのは、読売のことなのに、情報を先んじて報じるのが「スポニチ」であることだ。そういえば、かのナベツネも毎日新聞に語ったりする。自分のところの媒体を使うことは生々し過ぎるとの配慮か、それとも部数低下の心配なのか。ま、何にしても世論を読んで次期監督を絞り込もうという魂胆だけは見え見えだ。
そして、何も変わらなかった読売は、大事な後半戦初戦をエース上原で落とした。これで自力優勝が早くも消滅したことになる。今日の試合の意味は監督・コーチはもちろん選手だって重々わかっていたはずなのに、キッチリ負けてしまうあたりに読売の現状を見るようだ。
読売のファンは、柏レイソルのサポーターのように、読売首脳に対してチーム建て直しのビジョン明示を要求してもいいのではないか?
これからの夏休み、ファンの子供たちに面白い野球を見せるためにもモチベーション0の堀内監督にはご退場いただいて、思い切った采配(若手の登用に抵抗がない・しがらみがない)を揮えるワンポイントリリーフをもってくるしかあるまい。ここで思い切らないと、もう取り返しがつかないぞ、読売!