スポーツヲタクの独り言

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日本は真面目に対戦してね、アジア・チャンピオンカップ

2004年12月20日 22時32分12秒 | 野球
プロ野球12球団の代表らによる実行委員会(議長・豊蔵一セ・リーグ会長)が20日、都内のホテルで開かれ、ダイエー球団を買収する情報通信大手のソフトバンク(孫正義社長)の加盟を全会一致で了承した。24日のオーナー会議(滝鼻卓雄議長=巨人オーナー)では、チーム呼称などの報告がなされた上で正式承認される。
また、韓国、台湾、中国を交えた4カ国プロリーグの王者で争う第1回「アジア・チャンピオンズカップ(仮称)」を来年11月10日から4日間、東京ドームで開催することが内定した。
来年5~6月に開催される交流試合のパ・リーグ主催試合で指名打者(DH)制、予告先発などを採用するかどうかの問題は、同1月27日の12球団監督会議(座長=ダイエー・王監督)で最終決定することになった。
このほか、西武が2軍の命名権を情報通信サービス「インボイス」に売却する件や、新規参入する楽天の2軍本拠地を山形とすることも承認された。
公式戦観客数の実数発表については、ほとんどの球団が賛同したが、実数の定義で意見が分かれたため、継続審議となった。
アジア・チャンピオンカップが動き出しそうだ。
実際のところ、レベルから言えば日本チャンピオンが一頭地抜きん出ることになろう。その上ホームで地の利もある。アジア最古にして最強リーグの意地をかけて、ぜひともガチで戦って欲しいものだ。
これはよくあることだが相手がアジアの場合、真剣にやって負けるのが怖いのか、あからさまに手を抜くことがある。野球やラグビーなどで見受けられる光景だ(これがワールドカップやオリンピックの予選となると事情がちがってくるのだが…)。
アジアでの野球振興の旗振り役として、また国内での野球人気復活のためにも、この試みは成功させなければならない。ホストカントリーとしては、優勝することこそが最高のもてなしのはずだ。
インターリーグ、そしてチャンピオンカップ。果たしてこれらが起爆剤になりうるか。今後の運用次第だ。

ジーコ監督でいいのか? 乗り換えるのなら今がラストチャンス

2004年12月20日 00時01分40秒 | サッカー
韓国がドイツを破る金星を挙げた。W杯最終予選に向けて大事な一戦となる韓国は李東国、車ドゥリ、大分に所属していた金東ヒョンの3トップで強敵ドイツに挑んだ。
前半を1-1で折り返し、後半25分にペナルティーエリア内の混戦からこぼれたボールを、李東国が左サイドからループ気味のシュートを決めて勝ち越し。同40分にはドイツMFバラックのPKをGK李ウンジェが止め、攻守で見せ場をつくる。
その1分後にカウンター攻撃から、FW車のクロスに合わせたFWチョ・ジェジンが押し込み勝負を決めた。W杯ホスト国のドイツに完勝し、W杯最終予選に向けて大きな自信となる勝利となった。
いくら「フレンドリーマッチ」とはいえ、韓国3-1ドイツ3-0日本という結果を見れば、韓国>日本の図式は明白だ。
選手個々の能力において、韓国と日本に差があるとは思えない。違いがあるとすれば「監督の技量」が大きいのだろう。
確かにジーコは神様なのかもしれないし、前任者の方法論のままで今後の日本サッカーに発展性はないかもしれない。しかし、これまでの結果オーライのサッカーではこの先のレベルは危ない。
選手の自主性任せで強くなるなら、監督の必要がないし、もっとレベルの高い相手が同じことをしてきたらいつまでも勝てない。
長期的なビジョンに基いた戦略と対戦国に対するスカウティングに基いた戦術がジーコのサッカーには見当たらないことに、あるいは現実に繰り広げられるサッカーそのものに、もっと不安や不満が出ないことが不思議でならない。
強豪国と同じように、自分たちのサッカーで相手をねじ伏せられるほど日本サッカーは成長も成熟もしていない。「監督の技量」がパフォーマンスに与える影響は決して少なくはないはずだ。
ワールドカップに出られませんでした、なんてことになる前にもう1度監督人事について検討する必要があると感じている協会関係者も必ずいるはずだ。ファンも含めてそういう声が上がることに期待したい。