女子会館メンバーの集い

「広島から出てきて突然の一人暮らしは危険だろう」と心配した両親の判断から、合格発表の後、キャンパスにおいてあった住宅紹介ファイルに掲載されていた女子会館を訪問し、すぐに下見。私にとってそこで出会う人々が、大学卒業後も、強い絆で結ばれる仲間になることなど、当時は想像もつかず、初顔合わせの日にはもあのすごく緊張していたのを覚えています。

大学も住むところも一緒。

完全に守られた空間。

パジャマでお互いの部屋を行き来しては、直接会えばいいのに内線電話で長電話をしたり、スタディールームで朝まで宿題を一緒にしたり、お菓子を食べながら語り合ったり、本当に本当に楽しい日々でした。

大学を卒業してからも、その女子会館の名前をとった「○○の会」は、メンバーの誕生日には必ず開催され、それが忙しさにより頻度が減り、ここ最近はほとんど会っていない状況が続いていました。

そして今月上旬、一人が誕生日を迎え、それをきっかけに始まったやりとりから、久しぶりに会を開催することになり、今日お互いの近況報告をしてきました。この中で、前と同じ職場にいるのは私と出張で今回は欠席した2名のみ。他は新たな世界を見出し飛び込んだり、結婚をきっかけに海外へ旅立ったり、とそれぞれ変化を楽しんでいました。

この仲間は、これからまたそれぞれが人生の節目を迎える時に、必ず支えになってくれる大切な存在。自分の過去も、現在も、そしてこれからの未来も、共有していける彼らに出会えた場所に感謝です。門限や、口うるさい管理人に文句をいいながらも、やっぱりあの頃は楽しかったなぁ。

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