S.T.E.P.22's BLOG

もっともっと多くの人に、S.T.E.P.22のこと、そこに関わるメンバーのことを知ってもらえますように…。

集中

2005年09月10日 | Weblog
会議やMTGが多い会社をよく耳にするけれど、私の働いている部署では基本的に週1度の部会や常日頃からの情報共有を大切にし、言いたいことがあればダイレクトに伝えるというのが主なので、あまり長時間にわたって会議をしたり、MTGをしたりすることがあまりありません。

そんな中、今日は久しぶりに仕事終わりでS.T.E.P.22のMTGへ出席し、第二部まで含めるとトータル4時間(一部の人は5時間以上)も集中して話し合いをしてきました。さしいれたドーナツで糖分を補充しながら、話題はこれまでの反省から次期奨学生受け入れに向けての課題、先日のブログでも書いた報告会(11月13日(日))の詳細についてなど多岐に渡りました。同時に明日(11日)にネパールへ旅立つ奨学生のフォローアップも行い、まもなく旅立つ奨学生と出発前最後の活動確認の場を設けることができました。

今回のMTGで実感したこと。
それはコミュニケーション能力および伝達能力の重要性。
「きっと理解しているであろう」「暗黙の了解」「言ったはず」「忘れていた」「説明不足」「当初はそこまで予定していなかった」「状況が変わった」

いかなる理由があったとしても組織で情報共有をする際、怠ってはいけないのが十分な説明と、確認作業だと思います。また意見する際、はっきりと考えを伝えることも大切だけど、相手への配慮や相手の感情を傷つけないよう言葉を選こともまた、忘れてはいけないはず。

全面的に否定するような言葉使いを避け、どうしたらモチベーションをアップさせられるかを考えた上での発言をすることの効果。

これらはきっと人材を育成していく上では忘れてはいけないポイントで、信頼関係を築く上では最低限守りたいルールだし、露骨に感情をあらわにしたり、不快感を示したりすることは大人のマナーではないはず。同時に、ちょっとしたことでは動じず、周囲からの指摘を素直に受け入れられる心の余裕。他人から学ぼうという姿勢、これらは社会に出る上で身につけておくべき要素だと思います。

アドバイスや提案、指示は、社会に出ると様々な方面から飛んできます。
たとえ自分のことをまったく知らない人からでも、苦言を呈されることもあります。その時に「私のことを知らないくせに」と否定的にとらえるか、それとも「貴重なアドバイスに感謝」と肯定的にとらえられるか、ここで大きく成長の度合いが変わってくると思います。

また、タイムテーブルをしっかりと作り、どのような事態が起こるかをちゃんとシミュレーションし、多くのケースを想定した対応策を作っておくことも必要ですよね。協力しあい、足りない部分を補い合い、それでいて甘えることなく、持続的な活動を行う。

今日のMTGでいくつもの反省点と、いくつもの提案が出され、奨学生の一人一人が成長しているように、S.T.E.P.22そのものも徐々に成長しているように思いました。これからがますます楽しみです。

時間はあっという間に過ぎたものの、さすがに帰宅して明日の授業に向けての課題をしていても頭がぼぉ~っとしてきたのでそろそろ寝ます。目覚めたら、また良い1日が始まりますように…。

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