大分市の英語教室 英語3D~ 英語だれでもできる !

大分の英検・夏休み英語セミナー・TOEFL・海外併願・SAT・エッセイ・センター満点・東大・医学部・研修・講演会

がんばった幼児教育とその後の収入との関係は

2010年08月02日 | 英語 受験
7 月27日付けの The New York Times に誰もが気になるその結果が出ていました。
ハーバード大学のエコノミスト、Raj Chettyさんと5人の研究者とで、幼稚園で早期教育を受けた12,000人を対象に、早期教育がその後の人生にどのような影響を及ぼしたかを追跡調査しています。

今や30歳になろうとするその12,000人、どうなったと思います?
早期教育の結果はこうです
1.中学・高校でのテストの成績には影響が無かった
2.大学に行った人がより多い
3.現時点での年収はより多い(7%?)
4.テストの成績には表れないが生きていくのに大切なスキル、忍耐・鍛錬・礼儀などが身についている
5.10代での未婚の出産がより少ない 
6.引退後の貯蓄がより多い

30歳といえばまだ人生の途中なのでなんともいえませんが、わかりやすい結果ですね。

大卒でも職が無い、という不況の中、早期教育にお金をかけて果たして将来ペイするのか、と疑心暗鬼になっている親が多いのでこういうリサーチが注目されるのでしょうが、1の結果を見て、なあんだ、とがっかりされる方も多いのでは。

みんなが石川遼君やイチロー選手になれるわけではない、ということはこういうことなんだな、とあらためて思います。成績がジアタマの良い子供達に中・高校で次々に追い越されるのはなぜかというと、中途半端な早期教育を受けたからです。
せめて誰にでもすぐにできる、英語と読書だけでもきちんとやりませんか。

この新聞記事に唯一希望があるとしたらここです: Education itself can make a difference.
成績どうのじゃない、教育はすばらしいのだ、そこは全く同感します。教育を受けて高まる教養・智慧によって色々なことのリテラシーが高まるからです。あ、これは昨日の東大 EMP の話につながりますね。

 SAT,TOEFL対策あります入会お問い合わせはこちらへ stella001@mail.goo.ne.jp
人気ブログランキングへ





最新の画像もっと見る