なんでんかんでん

日々思ったこと、感じたことをジャンルを問わず、綴ります。
テーマパーク、電車、音楽の話が多いです。たぶん。

L&R

2009-04-02 20:36:49 | 音楽
ASKAさんの新曲の中に「L&R」という曲があります。
チャゲアスの2人が解散する方向で動いていた時にASKAさんが
ファンに向けて書いた詩だそうです。
そんな曲から感じ取ったことを書いていきたいと思います。

ぶっちゃけASKAさんの詩はいつも比喩表現が多くって(苦笑)
すべてを理解するのはとても難しいです。
それでも、そんな比喩表現が好き。

『“時間は過ぎて行く”って少し違う気がする
 “時間は消えて行く”ここから先は』
これは、50を過ぎてこれから残された人生も半分以下だから、
その限られた時間で何をするか、を問い詰めた結果、
2人の結論に達したんだろうなと。

『ちっぽけな言葉の刺は 歩けば落ちる』
ファンや世の中からいろいろ言われても、時間がたてば無くなるってこと。
そりゃ、いつまでもブーブー言ってても始まりませんよ。
最終的には2人が選んだ選択について行っちゃんだよ、ファンはね。
ここでファンを辞めることもできるけど、嫌いになれなかったらついて行くよ。

『オマエはLを行く オレはRを行く
 いつかまた並んだら・・・
 ひとつひとつは 両側のど真ん中
 すべてを受け止めたい』
これ、この曲の歌詞の中で一番強烈です。
だって、2人別の方向に、しかも両側のど真ん中って
180度違う方向に向いて行くってことでしょう?
正反対の方向に向いて行くってことは、もう並ぶことなんてできないんです。
いつかまた並んだら・・・なんて全く上辺だけの話。
結局、文字上は無期限活動休止だけど、
一緒にステージに立つことはもうないってことなんですね。
キツイ、辛すぎる。

でも、でも!
もうちょっと奥深く考えてみた。
なんでオマエがRで、オレがLじゃないのか。
チャゲアスで活動しているとき、立ち位置が決まっています。
チャゲの左に2メートル10センチ離れた所にアスカがいる。
アスカの右に2メートル10センチ離れた所にチャゲがいる。
この二人がチャゲさんがLに、アスカさんがRに動いたとしたら、
しかも、両側のど真ん中に進んで行ったら・・・。
ふたりはすれ違うどころか真ん中で並んじゃうんです。
あぁ、どこまでポジティブ思考なんだ、私。