気ままな太太日記@広州

2012年2月、夫の転勤で中国へ。
広州で暮らす気ままな主婦の生活記録です。

インド旅行 2日目(後半)

2012年10月18日 | 旅行 -インド
地下鉄に乗って30分ほど、はるばるやってきたのはグルガオーン。
この日の午後は先輩が、インドミュージカルを観に連れて行ってくれました。
降りたったのは、IFFCO Chowk 駅。

大型ミュージカル劇場「Kingdom OfDreams」です。



場内はディズニーランドのような雰囲気です。

 


開演までまだ時間があるというのに、チケット売り場は長蛇の列。



劇場内の手前には、レストランやショップが集うモールがありました。



天井には綺麗な空模様。まるでお台場のビーナスフォート。
こんな施設がインドにもあったんですね!!

開演の時間前にお昼をいただきました。

南インド料理「ドーサ」



現金での支払いはできず、事前にプリペイドカードを購入し、そのカードで支払いをするシステムでした。


インドのレストランのメニューでは、必ずこのように、緑か赤の丸マークがついています。



これは、緑→ベジタリアン。赤→ノンベジタリアン。
という意味だそうです。
つまり緑のマークがついているものにはお肉が入っていないということ。

インドでは宗教等の関係でベジタリアンの人が多くいます。

メニューだけでなく、食品全てにこの表示が義務付けられているそうです。
スナック菓子や、お茶ひとつとっても全てこの表示がされていました。おもしろい!!



本日メインイベントのミュージカル!
チケットも結構お高い。
これは間違いなく富裕層の娯楽です。

場内は撮影禁止だったので写真が撮れませんでしたが、とても素敵な舞台でした。
ベタな内容の物語ですが、久しぶりに演劇をみて楽しかったです。
ヒンディー語だったので意味がわからず、日本語の翻訳機を借りました。

ところどころインド人ジョークをかましていたみたいで、ドッと場内が沸くのですが、
そのギャグセンスは読み取れませんでした…(^^;)

舞台が終わるころに夕暮れ時。



そういえば今日はガンジーの生誕記念日で国民の祝日です。
みんな素敵な休日を過ごされたことでしょう。


そのまま夜は大きなショッピングモールに連れて行ってもらいました。




すごぉーーーーい!こんなところがあるんだー!
広州にもあんまりないよ、こういうところ!

ここにきたら何でも揃う感じ。
とにかく広大な敷地に大きなモールが建っていました。

でもここはやっぱりインド、右を向いたらこの綺麗なモール。
左を向いたらスラム街。

このギャップになんともいえない違和感を感じました。。


…にしても人多すぎでしょ。。。



大型スクリーンで、ちょうどクリケットの試合をやっていたみたいで、
恐ろしいほどの人が見入っていました。

さすが旧イギリス領。インドでもクリケットがかなり人気スポーツだそうです。


夕飯は初めてカレー以外のものをチョイス。
可愛らしいエスニック料理のお店を見つけたのでこちらでいただきました。



旦那がビールあるか?と聞いたら、
「今日はガンジーの日だからアルコールは出さないよ」だって!
そんな習慣があるんですね。

酒屋も閉まっていました!



スーパーに寄ったら、



あるじゃなーいビール♪
…と思ったらノンアルコールだったぁーーー!!



すごい徹底ぶり。インド人、適当なんだかちゃんとしてるんだかよく分からないぞ!


こうしてこの日は旦那の休肝日となったのでした。


つづく。



インド旅行 2日目(前半)

2012年10月17日 | 旅行 -インド
2日目。

旦那の先輩が朝早くからホテルまで来てくれました。
分かりにくい場所にあるホテルを選んでごめんなさい。。。
結構迷われたそうで、迷惑かけました。

いかにも治安の悪そうな場所。
「俺でもこんなとこ泊まらんわ」と言われてしまいました(^^;)

インドに住まわれる日本人はやはり普段から気をつけて生活しているようですね。
そういう意味では旅行者の方が勇気がある!
っていうか怖いもの知らずです。。。


心強い助っ人が来たところで、今日はリキシャーに乗ってみました♪



サイクリングリキシャーって本当に人が自転車こいで引いてくれるんです。
要は人力車ですよ。

こんな小さな荷台にいい大人が3人ものっかって、
さぞ重かろう。。。

最初は面白がって写真いっぱい撮ったりしてましたが、
途中から、汗だらだらかいて、ヒーヒーいいながらこいでくれる運転手さん、
なんだか申し訳ない気持ちになってきました。。(--;)

インドはとにかく人が多い!
車もリキシャーも人もごった返してすごい渋滞ですが、
リキシャーはするするっと上手いこと道を抜けていくわけです。
たいしたものだ。




まず向かったのは、オールドデリー。
いわゆる「インドー!!」って感じのごっちゃごちゃの街。

牛も犬も鶏も色んな動物がうようよいます。

 

ジャマー・マスジットに入りました。



インド最大のイスラム教寺院です。

こちらでは女性は肌の露出をしてはいけないそうで、入り口でこんな服を着せられました。



足元ははだしになります。

モスクへの入場は無料ですが、
この洋服代とカメラ持ち込み料と靴預かり料でなんだかんだいっぱいお金取られました。。。

靴は自分で持って行くからいい!!と振り切りましたけど。。
もはや神聖な場所へ入る為の準備というより、お金巻き上げる為のビジネスになってました。
絶対このモスクの関係者じゃないだろって人がいっぱい寄ってたかってくるので気をつけてください。

カメラ代も取られている人と取られてない人といました。適当すぎるぞインド人!!


モスク内は綺麗でした。
水で顔や頭洗っている人もいたし、熱心にお祈りする人もいたし、何故か寺院内で寝ている人も。。

   
ジャマー・マスジットを後にし、ラールキラーにも行きました。
ここはちょっと外から覗くだけにして次の目的地へ移動しました。


初めて地下鉄にも乗りました!
ほとんどの線が開通したようで、移動も便利になったみたい。

切符は有人窓口で購入。



ホームも車内もとても綺麗です。

 

改札は中国にそっくり。
コインのような磁気付の切符をピッとかざして入ります。



女性専用車両なんてのもありましたよ!





古いインドの街から一転、今度は南へ下り、
日本人を含む外国人が多く住む新興住宅地へ向かいました。


後半へ続く。

インド旅行 1日目(後半)

2012年10月16日 | 旅行 -インド
無事に車をチャーターし、デリーの主要な観光地を回ってきました。


観光順序はガイドブック通り☆笑


まず訪れたのは、クトゥブミナール。
インド最古のイスラム遺跡だそうで、世界遺産に登録されています。




クトゥブミナールの周りには数多くの歴史的建造物が建てられています。

本当は世界史の知識がもっとあったらすごく楽しめるんだろうな~。
ガイドブック片手にふむふむふむ…。

ん~、難しいことはよく分からないけど、その美しさは伝わってきます。



むかーしむかしの人達って本当に器用だな。
そして芸術センスが優れていて、根気がある。
マンパワーだけでここまでのものを完成させることができるなんて、やっぱりすごい。
人間ってすごい。



それはそうと、世界遺産の見物にはもちろん入場料をお支払いします。

が、、何かおかしい!!インド人と外国人で窓口が分かれています。

よく見たら、入場料の金額も違います。

外国人250ルピー(約375円)
まあそのくらいはしますよね~。

って思ったら、インド人はなんと10ルピー!!(約15円)



えーーーーーー!!

外国人から25倍の値段取りますか?!
これには驚きました。


まあ、まあ、インドの経済発展に貢献したと思えば、いいんだけど。
あからさま過ぎてなんか笑えた。(^^;)


遺跡の周りには野生のリスが沢山いて可愛かったです♪♪





さて、お次はお昼ご飯。まったく情報がないので、
とりあえずガイドブックに書いてあったGK-1とやらに行ってきました。

後から知ったのですが、ここはインドの原宿(?)と呼ばれる、
オシャレに敏感な女の子たちが集う最新ショッピング街だったそうです。。

お昼ごはんを食べられるところばかり探していたのであまりお店は見ませんでしたが、
そんなオシャレな店あったかな~。。。(苦笑)です。

結局レストランも手ごろなお店が見つからず、いかにも高級そうなお店に入りました。





でも美味しかった~。ずっと食べたかった本場のインドカレーとナン♪♪美味しい~(*^o^*)
この旅ではずっとカレー食べるつもりできましたが、これなら飽きなそう☆

食後に出てきたこちらはフィンガーボールですね。



左のものはレストランでは必ず出てくる、”アニス”と呼ばれるミント系の味がするスパイスと氷砂糖です。
食後のお口直しにインド人はこれを食べるみたいです。


さて、お腹も膨れたところで、次に向かったのは、フマユーン廟。こちらも世界遺産。



タージマハールの原型となったとされる、左右対称の美しいムガール建築だそうです。

こちらももちろん、外国人250ルピー。インド人10ルピー。





そしてお次はインド門。



パリの凱旋門みたい~☆おっきいな。

第一次世界大戦で戦死した兵士を追悼するために造られたものだそうです。



さて、半日観光はここまで。
夜は旦那の元上司に会いに行くんです。

待ち合わせの時間までまだ余裕がありました。

するとチャーターした車の運転手、「いいマーケットを知っているから連れて行ってあげるよ!」だって。

…お決まりですね。観光客を連れて行ったら運転手にメリットがあるアレです。

まあ、いい人だったし、何かノルマがあるのかもしれないし、行くだけならいいかと、
マーケットに寄ってもらうことにしました。


でも結局これというものはなくて、ふらーと回って何も買わずに帰ってきてしまいました。
押し売りされるわけでもなかったので、見に行くだけならいいかもしれません。

車に戻ったら、運転手は妙に機嫌が良くなっていました。
やっぱり観光客を連れてくるのって大事だったのかなー。
何も買ってないけど、喜んでくれたならまあいいか。


運転手とさよならをして、
無事に待ち合わせ場所で知人に会う事もできました。

夜は美味しいインド料理♪
タンドリーチキンの発祥のお店に連れて行ってくれました。

 

いやあ、美味しかった。
地ビールも頂いて、会話も弾み、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。


帰りも送ってもらえて助かりました。
夜のデリーはなかなか活気があって、ちょっと怖いくらいです。




明日はマハトマガンジーの誕生日だそうで、インドの祝日です。

またもやインドに住む旦那の大学時代の先輩に会って、また違ったデリーを案内していただく予定です。
楽しみだな。

つづく。


インド旅行 1日目(前半)

2012年10月15日 | 旅行 -インド
初日はインドに夜到着したので、ホテルで寝るだけでした。

というわけで、今日から旅1日目にしたいと思います。


昨夜は真っ暗の中タクシーでホテルまで運ばれたので、
自分達がどんなところに連れてこられたのか分かっていませんでしたが、
ホテルの外観はこんな感じだったんですね。



The White Kloveです。ここに2泊します。
ホテルの目の前の道はこんな感じ。



ハハ(^^;)やっぱりちょっと汚いね。
でも中国でもこういうところいっぱいあるし、なんか見慣れた風景かも。

明日は朝早くからアグラ行きの鉄道に乗らなければいけないので、
駅から徒歩圏内のまあまあそうなホテルを探したのでした。


翌日いきなり鉄道に乗れるか心配だったので、
この日は朝の散歩がてらニューデリー駅まで行ってきました。

 

が、この散歩が大変だった(+0+)
朝の8時過ぎだというのに、メインバザールは沢山の人。
いかにも観光客っぽい私達に、インド人は陽気に声をかけてきます。

「ネパール人?」え、まさか。
「どこ行くんだ?」ニューデリー駅まで。
「インドは初めて?」はい。
「何日間滞在するの?」一週間。
「僕はジャイプール出身なんだ。」聞いてないですけど…。
「あっちに行くとコーンノートプレースだよ。」ご丁寧にどうも。

ってな感じで、なかなか前に進めない…(^^;)
無視して歩いていたらついて来る。

「あぁ、僕怪しいものじゃないからね!」って十分怪しいです。。。

声かけてくる人の話を半分振り払いながら、着きました。ニューデリー駅!



え?ここ?駅?
って感じでした。一応首都だし、大きな駅だし、
もっと栄えてるかと思ったら人は確かに多いけど、、
まあ、なんとも古い駅でした。

そして入り口が良く分からない。。
これは下見に来て良かったよ。

人を掻き分け前に進もうとしたら、またインド人に止められた。

「どこ行くんだ?!」え、駅ですけど…。
なんだか今度は怖そうな人だぞ(;-;)

「ここから入るな、そっちから入れ!」
言われるままに従ったけど、なんだか怪しい。
どうでもいいようなところで端っこに追いやられた。

「チケット見せろ」といわれて、なんで?って言い返したけどしつこいので、
一応見せてみた。
そしたら、「このチケットはE-チケットだから使えない。
オフィスに行って本物のチケットに変えないとダメだ」と。なんだかもっともらしい意見。

でも何回も中国の旅行会社に確認してこのチケットでOKって言われてるんだけどな。。
インド人がしつこいので、だんだん不安になってくる。

前に進ませてくれないし、やっぱり怪しいので、分かったからもういいよといって、
とりあえず振り切った。


結局駅の中まで入れなかったけど、場所が確認できただけでも良かった。

今度はホテルに戻る道でまた声かけられた。

質問はだいたい最初の人と同じ。
今度は若い青年。
「インド人はだます人が多いから気をつけてね。」
「僕は大学生で環境学を学んでいるんだ」
いい人ぶってるけど、この人もだんだん怪しく感じてくる。

だって、またチケットオフィスの話をするんだもん。
みんなコーンノートにあるそのオフィスとやらに連れて行きたがっているようにしか思えない。

「ぼくもその近くのマックに行くから連れて行ってあげるよ。彼女とそこで待ち合わせしてるんだ」って。

そうですか。じゃあ、君はまっすぐ行くんだね?って確認してから、
私達はこっちに用があるからここでさよならだね!
って言ってみた。
そしたら急に慌てだして、こっちからでもいけるよなんて、反対方向を指差してくる。

いいよいいよ、彼女が待ってるよ!
なんて言って見せたら、舌打ちをして去っていった。。。こわ!


インド人はとにかくしつこい。
中国人はうるさいけど他人には無関心なので、
人懐っこいインド人がかなりめんどくさく感じてしまった。。。


朝のお散歩~♪と気軽に出かけたつもりが、これだけでどっと疲れてしまいまいた。。。




気を取り直して、朝ホテルで会った欧米人が教えてくれたツアリストオフィスへ行きました。
欧米人ってだけでなんか信用できちゃうもん。(^^;)




ここで今日はタクシーをチャーターすることにしました。

朝一でここを尋ねた時は8時間800ルピーだよーなんて言ってたのに、
申し込みに行ったら1300ルピーって言うじゃない。ほんとインド人って適当だなー。

800ルピーって言ってくれた人の名刺をもらっていたので、
この人に確認してくれと言ったら、いかにも怪訝そうな顔をしながら、じゃあ800でいいよって。
なんか私達が悪いことした気分。。

行きたいところだけ伝えて、他のところには一切寄ってくれるなと念を押してタクシーに乗り込んだのでした。



車はとっても綺麗でした。

神様の写真に、お香まで炊いて。



インド人は本当に信仰心が強いですね。



運転手もいい人そうだし、一安心。
これから、楽しいデリー観光の旅が始まるのでした。


後半につづく。










インド旅行 出発編

2012年10月14日 | 旅行 -インド
久しぶりの日記です。

本日無事にインドから帰ってきました(*^-^*)

色々なことがあったインド。
終わってみたらどれもいい思い出。
旅の感想を一言でいうならば、「楽しかった☆」

今回はインドの一部しか行けなかったからまた他のところも行きたいな~と思ってます。
とりあえず、私も旦那も中国で鍛えられた丈夫な身体で、体調崩すことなく元気に過ごしました。

旅の詳細はゆっくり日記に綴っていきたいと思います♪



さてさて、まずは出発編。

広州からデリーまで直行便が出ています。
でも1日1本。夕方の便です。

旅行初日はいつも慌しく出かけるのだけど、
この日はゆっくり余裕を持っての空港着。

いつも長蛇の列ができる南方航空のカウンターもスッカスカ~



思わぬスムーズなチェックインのうえ、
手続きの時間が早かったからか、
なんとラッキーなことに、座席をビジネスクラスに変更してくれました☆
こんなこと、あるんですね~。

ビジネスクラスのチケット持ってるので、
ラウンジまで使用できちゃいました。

 

ラウンジってずっと憧れてたけど、やっぱり素敵☆
軽食や飲み物(もちろんお酒も)がフリーでいただけて、
wifiもつながるし、なによりゆったりできるスペースが嬉しい!
まだまだ出発まで時間あるからのんびりくつろいじゃいました。


座席No3!!一桁の席なんて始めてです~♪



でも、なんか、さすがに待遇はエコノミーらしく、
お食事はいつもどおりでした。




前に座っている"本物の"ビジネスクラスさんは、
焼きたてのパンが運ばれてきていてうらやましたかったです(^^;)笑


そんなこんなで少し遅れて出発した飛行機は、インド時間夜の22時過ぎに到着しました。

空港内のトイレ。男女が分かりやすいですね。。




agodaで予約したホテルに車での迎えを依頼をしておいたのだけど、
本当に来てくれるか心配でしたが、ちゃんと名前の書いたプラカードを持って待っててくれました。



とりあえず、まずは第一の難関突破。無事ホテルに到着です。
(インドは空港についてから変なタクシーとかに乗っちゃうと、
知らないところに連れて行かれて高額なツアー組まされたりするという
噂を聞いていたので少しびびってました。。)

でもこちらの運転手さん、ホテルに到着早々、ちゃっかりチップをせがんできました(^^;)
空港でちょっとだけ両替しておいたんですが、細かいお金がなくて、もたもたしてたら、
「大きくてもいいよ、おつりあるから」って…。
え、チップってそういうものでしたっけ??
なんかせがまれて渡すチップって気分的に微妙だったし、
その上チップにおつりが返ってくるのもなんだか変な感じでした。
初めからなんらかの形で小銭を作っておくのは大事ですね。


さて、ホテル。
今回は安宿にしました。



でもシーツは綺麗だし、シャワーは勢いはないけど、お湯も出るし、まあ、こんなもんでしょ。合格!

 

思ったよりスムーズにホテルに到着できたので、
気が抜けましたが、安心して床に就いたのでした。。


…が、窓の外にとまっているハトの鳴き声とゴソゴソいう音がうるさくて、
ちょっと気味が悪くてなかなか寝付けないのでした。。

まあ、安宿だし、ここ、インドだし、仕方ないよね!


という感じで、インドの旅が始まったのでした。。

つづく。