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旅行*石川県⑤

2017-03-28 13:42:31 | 旅行&スポット

朝、起きると雨が降っていました。
思いっきりシュンとなってしまった私たちですが、気を取り直して、朝食をとることに。

その前に、朝風呂です。
朝から露天風呂に入れるなんて、最高です。
これで、雨が降っていなければ…。

朝食は、前日の夕食と同じ食事処でいただきました。
健康的な和食メインの食事です。

朝食を終え、部屋へ戻る途中、古民家風の空間に差し掛かるのですが、何度見てもステキです。


▲右は「かまど」


▲暖炉

ラッキーなことに、朝食を終える頃には薄日が射していました。

天気予報では降水確率が高めでしたが、思いきって、富山県にある「菅沼合掌造り集落」へ行くことに。
昨年秋に「白川郷合掌造り集落」に行ったのですが、次は、雪景色の合掌造りの姿を写真に収めたいと、ずっと思っていました。

出発する時には薄日が射していたのに、だんだん天候が悪くなり、到着する前、特に、最後のトンネルを抜ける前は、雨(雪も少し)が激しかったそうです。
(私は眠ってしまって、まったく気づきませんでした)
主人によれば、あんなに激しい雨だったのに、トンネルを抜けると晴れていたとのことで、私の目が覚めて、集落に着いた時には、青空が見えていました。

「来てよかったね」とお互いに言いながら車を降り、念願だった雪景色の合掌造り集落へ。


▲合掌造り集落に向かう途中の風景もきれい

映像などで見る、雪の中に合掌造りの家々が点々とある光景…、当然、屋根にも雪が積もっている “真っ白な世界” を想像していた私たち…。

行ってみると、“こんなに積もるんだ” と思うくらいの雪の量に、驚きました。
ただ、合掌造りの屋根には、雪がまったくないか、あってもなくなりかけていたので、想像とは違う光景で、ちょっと寂しかったです。

でも、雪深い中の合掌造りの家々の光景は、やはり趣があります。

 ◀知恵と工夫の産物

集落の中には、二つの資料館があり、どちらも見学することができます。

一つは「塩硝の館」。
ここ「五箇山」は、江戸時代、加賀藩の支配下にあり、幕府の目が届かないこの地では、火薬の原料となる「塩硝」が密造されていたとのこと。
この資料館では、塩硝造りの道具を展示し、製造過程を人形や影絵などで再現しています。(私たちは、見学せず)
 ◀塩硝の館

もう一つは「五箇山民俗館」。
豪雪地帯という厳しい自然の中で発達した、独自の合掌造り家屋の一つを、資料館として公開しています。
こちらでは、生活用具その他、貴重な資料が約200点、展示されています。
 ◀五箇山民俗館

1Fで、囲炉裏のある部屋、仏壇のある部屋などを見学し、2Fへ。
幅も奥行きも細い急な階段を、コワゴワ上ると、養蚕や紙漉きなどに使われた道具や、知恵と工夫がこらされた生活用具、「籠の渡し」などが展示されています。

階段を下りる時は、やっぱり怖かったので、スリッパをぬいで下りました。
そのほうがまだ下りやすいのですが、階段の上り下りには注意が必要です。
地元の受付の方にとっては、“子どもの頃から上り下りしているから、何でもない” のだそうです。

貴重な見学ができてよかったのですが、中の撮影が禁止なので、それが少し残念でした。

民俗館を見学後、集落の中にある食事処で昼食をとることに。
「吾郎平」という、いわな料理や五箇山とうふ料理などを出しているお店です。

私は「岩魚の塩焼き定食」、主人は「岩魚の唐揚げ定食」をいただきました。
 
▲岩魚の塩焼き定食(左)&岩魚の唐揚げ定食(右)

私が頼んだ定食の岩魚は、囲炉裏の炭火で20分程かけてじっくり焼きます。
「よかったら写真を撮って下さい」とご主人に言われ、すかさずカシャッ。
“これが、私が食べるなんだ” と思うと、炭火に焼かれている岩魚が愛おしくなります。
岩魚が焼けるまで、何度も囲炉裏に足を運んでいました。

炭火で焼いた岩魚はとっても香ばしくて、丸ごと一尾、おいしくいただきました。
大満足!

このあと、長い通路を通り、もう一つの「相倉合掌造り集落」へ。

その頃には、雪がちらついて寒くなってきたので、こちらは、少し歩いてざっと見ただけ。
「菅沼合掌造り集落」よりは、ひっそりしている感じがしました。

昨年の秋に行った「白川郷合掌造り集落」は、観光客が多くて、いかにも “観光地” という感じでした。
「菅沼合掌造り集落」は、平日ということもありますが、少しの観光客を見ただけです。
彼らはわりとすぐに帰ってしまったので、私たちで集落を独占しているかのようでした。
白川郷より規模は小さいですが、落ち着いて見て回れたので、菅沼に来てよかったです。

「相倉合掌造り集落」も見たし、天候もどんどん悪くなってきたので、今度は、室内で楽しめるテーマパークへ。


 

 



 



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