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旅行*岐阜県③

2016-11-13 00:36:55 | 旅行&スポット

朝、起きると、天気が回復していました。
旅行の最終日です。

宿を出発した私たちは、午前中いっぱい、高山市の観光をすることにしました。

まず、「櫻山八幡宮」と、併設されている「高山祭屋台会館」に行きました。

車を降りて歩いていくと、大きな鳥居が目に入ります。
遠くから見ると、町の中に普通に建っている感じですが、実際は、「宮川」という川の手前に建っています。

インパクトがありますね。
これを越えてさらに歩くと、「櫻山八幡宮」に着きます。

お参りはしないで、先に、屋台会館を見学することにしました。

「高山祭」は年2回行われる「春の山王祭」と「秋の八幡祭」の総称で、「八幡祭」に曳き出される屋台は11台あるとのこと。
この屋台会館では、1基の「みこし」と一緒に、4台の屋台を交代で公開しています。

「高山祭」や「屋台」がどういうものなのか、何も知らずに行った私は、実際に目にしたとき、その高さと豪華さに驚きました。
ガラス越しにしか見れませんでしたが、優美さを保ちながらも、細部に至るまで芸の粋を尽くした装飾は、「すごい!」しか出てきません。


                                ▲右上は「みこし」

こんな豪華な屋台が11台も曳かれる光景を想像すると、ワクワクします。
国の重要有形民俗文化財(高山祭の行事は、重要無形民俗文化財)に指定されているのもうなずけます。

屋台会館を出てから、「櫻山八幡宮」へ行き、お参りをしました。
「高山祭」のときには、神社の境内・参道に11台の屋台が並べられるとのことです。
体のことを願って、神社をあとにしました。

そして、そこからそう遠くない「高山陣屋」へと車を走らせました。
途中で、「マツキヨ」が見えてきました。
でも、私がいつも目にしている「マツキヨ」とは、何かが違います。

看板の色です。
いつも見ている黄色の看板とは違う、茶色の看板は初めて。
たぶん、近くには古い街並があるし、古い街並といえば、建物の色は焦げ茶か黒?だし、ビルの色も茶色なので、それに合わせたのでは?と思います。
写真は撮れませんでしたが、商店街にある「セブンイレブン」も同じような色でした。

車を降りて、商店街を歩いていくと、おもしろい子たちに会えました。

歩道の車道寄りに、何体か据えられています。

これらやお店などを目で楽しみながら歩き、「高山陣屋」へ到着しました。

ここは、江戸時代、幕府から飛騨に派遣された代官・郡代が政務を行った「御役所」です。
全国で、ただ一つ現存する、郡代・代官所だそうです。
広い敷地に、御役所、取調べを行った御白州、僧侶や町役人の詰所、郡代の役宅、御蔵、庭園などがあります。
部屋がたくさんあるので、全部回ると1時間くらいかかります。


▲御役所(郡代など地位の高い人が執務する部屋)


▲御白州(犯罪者を吟味する場所)

 ◀広間

この広間では、ふすまをスクリーンに、「飛騨高山の四季」が投影映射されました。 
写真は、「青海波」という模様が映し出されている様子です。
横に連なった10数枚ものふすまに、斬新で美しい映像が流れていくのは迫力があります。

このあと、御蔵を見学し、「高山陣屋」をあとにしました。 

なんとなく人が多そうなほうへ歩いていくと、古い町並みがありました。
歩いていると、造り酒屋や味噌屋が多いことに気づきます。

 ◀酒林(造り酒屋であることを示す)

造り酒屋も味噌屋も、けっこう人が入っていて、お土産を買っているようでした。
また、名物の飛騨牛にぎり寿司を買い求めに並ぶ人たちも多く、中に外国人も混じっていました。
いつか食べたい
名物では、ほかに、飛騨牛まん、みたらし団子なども人気のようです。

散策も終え、昼過ぎに自宅へ向けて出発しました。
これで、2泊3日の旅行は終了。
金沢も飛騨高山も、また来たいと思う所でした。

今回の旅行では、「上信越自動車道」「東海北陸自動車道」を走りましたが、とにかくトンネルが多かったです。
トンネルの長さでは、4km超えのものがいくつかあり、特に、「東海北陸自動車道」では10kmを超えるものがあって、びっくりです。

でも、長距離の運転にもかかわらず、事故に遭うことなく、無事に帰ってこれて本当によかったです。
これも、主人ががんばって運転してくれたおかげ

本当に、おつかれさまでした。